たん熊の「味ごよみ弁当」京料理の粋をお土産に

たん熊の「味ごよみ弁当」京料理の粋をお土産に

京都の老舗、たん熊が紡ぐ“一期一会”の味わい

京都で本格的な京料理を味わうなら、外せないのが「たん熊(たんくま)」です。1928年創業という長い歴史を持つ老舗でありながら、今もなおその味とおもてなしの精神は色褪せることなく、多くの人々を魅了し続けています。中でも、懐石料理の名店として知られるたん熊は、「一期一会」の精神を大切に、訪れる一人ひとりに心のこもった料理と時間を提供しています。

木屋町通りに佇む店舗は、京の風情をそのままに感じられる落ち着いた空間。ランチやディナーでは旬の食材を使った本格的な懐石料理を楽しめ、料理人との会話を楽しめるカウンター席では、よりパーソナルで特別なひとときを過ごすことができます。特別な日や、大切な人との食事にぴったりな一軒です。

たん熊の「味ごよみ弁当」

味ごよみ弁当 5940円

そんなたん熊の味を、気軽に持ち帰ることができるのが「味ごよみ弁当」。京料理の伝統をしっかりと守りながら、見た目にも華やかで、食べる前から気分が高まるような美しい盛り付けが施されています。手に取った瞬間から「特別」を感じられるお弁当です。

使用されているのは、季節ごとに厳選された旬の食材ばかり。素材本来の味を大切に、丁寧に調理された一品一品は、まるで小さな懐石料理のような贅沢さ。春は山菜、夏は鱧、秋は松茸、冬はカブや聖護院大根など、季節の移ろいを味覚で感じることができるのも魅力のひとつです。

お弁当の彩りもまた、たん熊らしい繊細な美意識が光ります。紅白のかまぼこや、形の美しい煮物、出汁が香る卵焼きなど、見て美しく、食べて嬉しい料理が詰まっており、まさに“食の芸術”と呼ぶにふさわしい内容です。

多彩なシーンで活躍する老舗の味

味ごよみ弁当は、京都観光の際のお土産としてはもちろんのこと、自宅での特別な食事や、慶事・法事・会議・接待など、さまざまな場面にぴったり。老舗の味が詰まった弁当は、訪問先への手土産や、お世話になった方への贈り物としても喜ばれます。

特に年末には「おせち料理」としても展開されており、毎年リピーターが絶えないほどの人気ぶり。家族団らんのひとときに、たん熊の味が彩りを添えてくれることでしょう。

文化人も愛したたん熊の伝統と誇り

たん熊は戦後、多くの文化人や著名人にも愛された店としても知られています。その名の由来「熊魚菴(ゆうぎょあん)」は、中国の古語で“最高の珍味”を意味し、その名に恥じぬよう、常に味とサービスの研鑽を重ねています。

最近では、映画『ぶぶ漬けどうどす』の撮影地としても注目され、ますます話題に。京都という土地でしか味わえない、時間と空間を提供し続けているたん熊は、訪れるたびに新しい発見をもたらしてくれる、そんな特別な存在です。

京都旅行の締めくくりにふさわしい一折

旅の終わりに、思い出とともに持ち帰りたい「味」。たん熊の味ごよみ弁当は、まさにその代表格です。華やかで繊細、ひとつひとつに想いのこもった料理が詰まったお弁当は、大切な人へのお土産としても、ご自身へのご褒美としてもぴったり。

京料理の奥深さを、ぜひこの一折から感じてみてください。たん熊の味わいが、旅の余韻をより豊かにしてくれることでしょう。

店名

たん熊北店 本店

営業時間

12:00 - 15:00, 17:30 - 22:00

住所

京都市中京区西木屋町通四条上ル紙屋町355

アクセス

阪急 京都河原町駅 徒歩5分

定休日

不定休

電話番号

050-3503-6990

公式サイト

http://www.tankumakita.jp/