
彩り豊かな豆皿で味わう、和食の楽しさ。祇園「ごはんや村上」の豆皿定食
京都・祇園の路地裏に佇む「ごはんや村上」は、観光客で賑わうエリアにありながら、どこか落ち着いた空気が流れる和食処です。店主は、祇園の名割烹「千花」で20年以上修行を重ねた料理人。そんな本格派の和食を、もっと気軽に、もっと身近に味わってほしいという思いから、この店を開いたのだそうです。
店内は木の温もりを感じるカウンターと、和の趣を大切にした小上がりのお座敷席。お一人様でもふらりと立ち寄れる気軽さがありつつ、仲間とのちょっとした集まりにも使える柔らかい空気が漂います。
「ごはんや村上」の豆皿定食
豆皿定食 1,980円
ランチタイムの人気メニューが「豆皿定食(1,980円)」。その名の通り、色とりどりの豆皿に少しずつ盛りつけられた9種類のおばんざいがずらりと並びます。一皿ごとに異なる食材と調理法が楽しめ、まるでコース料理を味わっているかのよう。定番のきんぴらや南蛮漬け、味噌漬けといったおかずは、どれも丁寧な仕込みが感じられる味わいです。
ご飯とお味噌汁がセットになっているのですが、あまりの充実ぶりに、これでこの値段?と思ってしまうほどの満足感。料理は季節ごとに少しずつ変わり、旬を大切にしているのも魅力です。
豆皿定食の他にも、一汁三菜定食(1,650円)や唐揚げ・だし巻きなどの名物料理も見逃せません。カリッと揚がった唐揚げは、噛んだ瞬間にジューシーな肉汁があふれ出す逸品。ふわふわのだし巻きには、昆布と鰹のだしの旨味がぎゅっと詰まっていて、まさに職人の技が光ります。
夜になると、店はちょっとした居酒屋のような雰囲気に。おばんざいは一品550円からと手頃な価格で、お酒との相性も抜群。炭火焼きやお造り、鯛チャーハンなどの一品料理も豊富にそろい、さらに5,500円のコース料理も選べるなど、どんなシーンにも対応できる懐の深さがあります。
アクセスは京阪「祇園四条駅」から徒歩約9分、店は祇園の喧騒から少し離れた通り沿いにあるため、観光で歩き疲れたときの休憩にもぴったりです。
ごはんや村上は、肩肘張らずに本格的な和食を楽しめる貴重な一軒。丁寧な料理とあたたかな雰囲気は、京都の「おもてなし」を体現しているかのようです。
店名 |
ごはんや村上 |
営業時間 |
11:00 - 15:00、18:00 - 21:00 |
住所 |
京都市東山区大和大路通四条下ル4丁目小松町561-17 |
アクセス |
祇園四条駅から徒歩9分 |
定休日 |
日・祝日 |
電話番号 |
090-1589-8505 |
公式サイト |
https://gohannyamurakami.owst.jp/ |