大正から続く、仕出し弁当の老舗「瓢樹」の「御折詰」弁当

大正から続く、仕出し弁当の老舗「瓢樹」の「御折詰」弁当

京都・東山の静かな街角に佇む「瓢樹(ひょうき)」は、大正9年創業の仕出し弁当専門店。もともとは円山公園で料亭として始まり、長年にわたり京都の味を守り続けてきました。現在は仕出しと持ち帰り専門のお弁当屋として、慶事や法事、お食い初めなど、特別な場面に寄り添う弁当を提供しています。

訪れたのは、東山駅から徒歩5分という好アクセスの本店。趣のある暖簾をくぐると、落ち着いた空気の中に丁寧な接客が待っており、老舗ならではのあたたかさを感じさせてくれます。

特別なひとときに寄り添う「御折詰」

御折詰 3,240円

今回ご紹介するのは「御折詰(ごおりづめ)」の中でも、3,240円の品。見た目からして上品で、美しい折箱の中には、四季折々の食材を使った料理が彩りよく詰められています。丁寧に炊かれた煮物、ふっくらとした焼き魚、彩りを添えるだし巻き卵、そして季節のご飯まで、どれもひとつひとつが手間を惜しまず仕上げられた味わいです。

素材の持ち味を引き出しながら、しっかりと味が染みており、箸を進めるたびにじんわりと心が和みます。全体のバランスも絶妙でした。

京都観光での一日、歩き疲れた午後や、ゆっくりとしたランチタイムに、「御折詰」はぴったりの存在です。観光地での外食に少し疲れた時、静かに落ち着いて食事を楽しみたい時にこそ、このようなお弁当があると嬉しいもの。

店名

瓢樹

営業時間

10:00 - 18:00

住所

京都市東山区東大路通三条下ル進之町581

アクセス

地下鉄 東山駅 徒歩3分

定休日

水曜日

電話番号

075-561-1369

公式サイト

https://www.hyoki-kyoto.com/