生薬の知恵と旬の恵みをいただく朝時間

生薬の知恵と旬の恵みをいただく朝時間

京都の一日を、丁寧に始めたい。そんな想いに応えてくれるのが「京都小川生薬Restaurant」が提供する朝食コース、「お鍋からはじまる京都の朝食」です。場所は二条城からほど近く、静かな通りに面した一軒のビルの2階。観光の出発点としても、朝のひとときをゆっくり過ごす場所としても理想的なロケーションです。

心と体を整える「お鍋からはじまる朝食」

朝食コース 3,800円

この朝食コースの特徴は、ただお腹を満たすのではなく、体を整え、気持ちを前向きにしてくれるような構成にあること。まずは、有機桑の葉茶でスタート。口当たりはやわらかく、ほんのりとした甘みが心をほどいてくれます。続いて登場するのは、砂糖も油も使わない日本産はと麦のグラノーラ。体を労わる朝にふさわしい、素朴で滋味深い一品です。

メインとなるのは、湯豆腐とあぐー豚と季節野菜のしゃぶしゃぶ。湯豆腐は、やさしい出汁で炊かれた大豆の旨みがじんわりと広がり、生姜やよもぎ、塩をブレンドした「生薬塩」で味の変化を楽しめるのも魅力です。しゃぶしゃぶには、旨味豊かなあぐー豚と旬の野菜が使用され、例えば生麩の組み合わせなど、京都らしい素材が随所に光ります。

盛り合わせプレートに込められた、京都らしさ

盛り合わせプレートの彩りと手間の細やかさ。一品一品に工夫が凝らされ、懐石のような趣。干し柿のクリームチーズ射込み、鴨ロースとべっこう卵、焼きシイタケと水菜の胡麻和え、つまみ湯葉、伝助穴子の炙りなど、どれも見た目も味も印象的で、まさに“少しずつ、たくさん”を叶えてくれます。

締めにはすだち香る徳島の半田素麺でさっぱりと、デザートには和のハーブ「くろもじ」のジェラートが登場。最後の一口まで、京都らしい余韻を残してくれます。

コースは完全予約制で、前日15時までの受付。時間帯は4つあり、いずれも90分制でゆっくりと味わえます。体を温め、心を整え、美味しさを一品ずつ堪能できるこの朝食は、観光で訪れる人にとって特別な朝の思い出になるはずです。

また、10歳以下の子ども向けキッズセットも用意されており、家族連れにも安心。アレルギー対応も事前相談で可能なため、安心して楽しめます。

“食べることは、生きること”。そんな思いが伝わる、京都ならではの朝の時間を、ぜひ一度体験してみてください。

店名

食 京都小川生薬 Restaurant

営業時間

07:30 - 15:00

住所

京都市中京区油小路通押小路上る二条油小路町272 2F

アクセス

地下鉄 二条城駅 徒歩3分

定休日

不定休

電話番号

050-5593-0638

公式サイト

https://kyoto-ogawa.jp/