
1847年創業、金平糖一筋の老舗「緑寿庵清水」
京都・出町柳のほど近く、静かな通りにたたずむ「緑寿庵清水」は、1847年創業の日本で唯一の金平糖専門店です。創業から170年以上にわたり、金平糖に心を込めて向き合ってきたこのお店は、今や京都を代表するお土産の名所として、国内外の観光客に親しまれています。
緑寿庵清水の金平糖は、一般的なものとは少し異なります。通常は「イラ粉」と呼ばれるもち米の粉を核に使いますが、ここでは特撰もち米をふくらませた「玉あられ」を使うことにより、蜜の層が薄く、口当たりは軽やかで、素材の風味がしっかり感じられる上品な味わいになります。
定番の味のほか、天然果実、ヨーグルト、日本酒やワインなどのフレーバーも展開されており、大人が楽しめる金平糖としても人気です。
製造には約2週間を要し、職人が釜の音や蜜の変化に耳を傾けながら、五感を駆使して仕上げていきます。工芸品のような美しさと、長い歴史に裏打ちされた確かな技術。そのすべてが、この小さな一粒に込められています。
本店限定「金平糖 三種入り桐箱」
本店限定 金平糖 三種(さくら、柚子、生姜)入り 桐箱 3,888円
そんな緑寿庵清水の数ある商品のなかでも、特に注目したいのが本店限定の「金平糖 三種入り 桐箱」。京都の旅の思い出に、大切な人への贈り物に、自分へのご褒美に。あらゆるシーンにふさわしい、特別感あふれる一品です。
まず目を引くのは、木目が美しい桐箱の上品なたたずまい。シンプルながらも高級感があり、金平糖の可憐な色合いがいっそう引き立ちます。箱を開ける瞬間、ふわっと広がるやさしい香りもまた、京都らしい余韻を感じさせてくれます。
三種類のフレーバーは選べます。さくらは春の訪れを告げるような華やかでやさしい香り、柚子は爽やかな酸味とほんのりとした苦味がアクセントに。そして生姜は、甘さの中にぴりりとした刺激が加わり、余韻に温かみを残してくれます。
どのフレーバーも、それぞれの素材の風味がしっかりと感じられるのが特徴。これは、職人が手間をかけて丁寧に蜜を重ねていくからこそ実現する味わいです。小さな金平糖の中に、四季の香りと伝統の技が息づいています。
桐箱は食べ終わったあとも小物入れとして使えるため、贈られた側も長く楽しむことができます。使い捨てではなく、思い出として残せるお土産。それは、京都での体験をそっと日常にとどめてくれるような存在です。
店名 |
緑寿庵清水 |
営業時間 |
10:00 - 17:00 |
住所 |
京都市左京区吉田泉殿町38番地の2 |
アクセス |
京阪 出町柳駅 徒歩10分 |
定休日 |
水曜日、第4火曜日 |
電話番号 |
075-771-0755 |
公式サイト |
http://www.konpeito.co.jp/ |