「うどん美松」 京都・北野天満宮そばのうどん処

「うどん美松」 京都・北野天満宮そばのうどん処

北野天満宮からすぐの場所にある「うどん美松(みまつ)」は、どこか懐かしく、それでいて京都の日常に溶け込むような、ほっとするうどんが味わえる一軒。もともとは愛媛・今治で創業され、現在は三代目が京都でその味を引き継いでいます。

今治の技が生きる、京都のうどん処

店名に「うどん」と冠している通り、主役はやはり自家製のうどん。今治スタイルの柔らかく、しなやかな食感の麺は、讃岐うどんのような強いコシとはまた異なる優しさがあります。一口すすれば、その滑らかさと口あたりの良さに、思わずほっと息がこぼれます。
うどん美松の味の要となる出汁は、いりこ・昆布・鰹の三重奏。香りが立ち上る一杯は、派手さはないけれど、じわじわと身体に染み渡る深い旨味があります。店主が丁寧に引いた出汁は、毎日でも食べたくなる優しい味わいです。

ふわとろ餡とぷりぷり海老の競演「けいらん海老天うどん」

けいらん海老天うどん 1,080円

数あるメニューの中でも、多くの人が注文する人気メニューが「けいらん海老天うどん」。ふんわりと溶き卵が絡んだとろみのある餡とその上にのるのが、揚げたての大きな海老天。衣はサクッと軽く、中の海老はプリッと弾ける食感。餡に少しずつ沈んでいくうちに、衣が出汁を吸ってまた違った美味しさに。食べ進めるほどに味が重なって、最後まで飽きることがありません。

街歩きの合間に立ち寄りたい、静けさのある一軒

うどん美松の店内は、カウンター席では一人でも気兼ねなく過ごせ、テーブル席では友人とのおしゃべりを楽しめます。観光の途中にふらりと立ち寄っても、どこか地元の常連のような気持ちにさせてくれるのがこの店の魅力。
特に北野天満宮での参拝後や、周辺の散策の後に訪れれば、ちょっとした贅沢気分が味わえるかもしれません。身体も心もあたたまる一杯を求めて、足を運ぶ価値は十分です。

店名

麺処 美松

営業時間

11:00 - 14:30,17:30 - 20:00

住所

京都市上京区紙屋川町1038-27

アクセス

京福 北野白梅町駅徒歩7分

定休日

木曜日、第2・4水曜日

電話番号

050-7129-0773

公式サイト

https://www.instagram.com/mimatsukyoto/