
京都駅地下 「ワビスケ」の海鮮丼ランチ
JR京都駅から徒歩1分。ポルタ地下街西エリアの「ワビスケ」は、昼はランチ専門店、夜は居酒屋という二つの顔を持つ店。
ネオ大衆酒場のスタイルを継承しつつも、店内は意外なほど落ち着いており、女性一人でも気軽に立ち寄れる空気感がある。
昼時にはスーツ姿のビジネスマンや観光帰りの旅行者で満席になることも珍しくなく、11:30の開店前から列ができる日も。店頭に並ぶメニュー看板には、和・洋・中が融合した多彩なセットが並び、どれもボリュームたっぷりで1000円台中心という手頃さが魅力だ。
注文はQRコード式のセルフオーダー。電波状況によってはやや手間取ることもあるが、それを補って余りあるのが、その満足感。
なかでも京都らしい「おばんざいセット」は、京漬物や煮物、鴨ロースなどを少しずつ楽しめるとあって女性客に人気が高い。
京都駅で味わう至福の一杯!ワビスケの贅沢海鮮丼
贅沢海鮮丼 3,000円
海の宝石をのせた一杯。「贅沢海鮮丼」の底力
「今日は、ちょっと贅沢したい」そんな気分のときにぴったりなのが、ワビスケの「贅沢海鮮丼」だ。
京都駅前ではなかなかお目にかかれない、3000円近いプレミアム価格設定にも関わらず、これは確かに“出す価値アリ”の内容だった。
丼の上には、厚切りの中トロ・赤身・サーモン・イカ・海老などがぎっしり敷き詰められ、まるで海の宝石箱。京都では珍しい舞鶴漁港から直送されるネタの鮮度は言わずもがな、ひと口ごとに魚の旨みと脂のバランスの妙を堪能できる。
シャリの酢加減は控えめで、ネタとの相性を邪魔しない。さらに、赤出汁と副菜がセットになっており、食後の満足感もしっかり担保されている。ボリュームもたっぷりなので、男性客でも物足りなさを感じることはないはず。
この贅沢海鮮丼、実は他地域のワビスケ(大阪・広島など)でも提供されているが、京都駅では通常の海鮮丼(1408円)が主流で、贅沢版は数量限定や特別メニューとして登場することがある。タイミング次第ではお目にかかれない可能性もあるので、見つけたら即オーダーが鉄則だ。
京都駅周辺で海鮮欲を満たすならここ
京都で海鮮丼と言えば、中央市場近辺や錦市場を思い浮かべるかもしれないが、駅直結でこのクオリティを出す店は、なかなか希少。観光前にしっかり食べておきたい人にも、旅の締めくくりにちょっと贅沢したい人にも、自信をもってすすめられる一杯。
店名 | ワビスケ |
営業時間 | 11:00-22:00 |
住所 |
京都市下京区烏丸通東塩小路下ル東塩小路町902 |
アクセス |
JR 京都駅 徒歩1分 |
定休日 | 年中無休 |
電話番号 |
075-343-2641 |