竹籠に詰まった、京都の美味とおもてなし

竹籠に詰まった、京都の美味とおもてなし

京都・下京の地で創業し、140年以上にわたり伝統の味を守り続けてきた「矢尾定」。もともとは仕出し料理から始まり、今では料亭として多くの人に愛される存在となりました。料理はもちろん、器や盛りつけにもこだわり、まるでお茶席のような静けさと気品が漂います。

その矢尾定がつくるお弁当は、日常から少し離れた“京都の味覚の旅”へ誘ってくれます。特に「竹籠御膳」は、伝統と遊び心が融合した一品として、多くの観光客から人気を集めています。

竹籠御膳 2,800円

お弁当の中には、煮物や焼き物、和え物、出汁巻き玉子など、京都らしいおばんざいがたっぷり。特に印象的だったのは、しっとりと炊かれた季節の野菜の煮物と、ふわふわの出汁巻き玉子。どちらも主張しすぎず、でもしっかりとした味わいで、職人の技が光ります。

また、少しずついろいろなおかずが楽しめるので、食べ進めるごとにワクワク感が続きます。少し控えめな量に見えるかもしれませんが、食べ終わる頃には心もお腹も満たされているはず。

旅の途中にちょっとした贅沢を

竹籠御膳は、観光の途中に気軽に楽しめるのも魅力のひとつです。店内でのイートインはもちろん、事前に予約しておけば持ち帰りも可能。新幹線での帰り道や、鴨川沿いでのんびりといただくのもおすすめです。

また、お弁当を包む風呂敷も京都らしいデザインで、旅の思い出として持ち帰る方も多いそう。食後にそっと広げて見返すたびに、その日の空気や味がよみがえるような、そんな余韻まで楽しめるのが「矢尾定」の魅力です。

店名

ごはん処 矢尾定

営業時間

11:00 - 14:00、17:30 - 20:00

住所

京都市下京区新町綾小路上ル四条町361

アクセス

地下鉄 四条駅から徒歩5分

定休日

水曜日、第2・第4火曜日

電話番号

050-5570-5626

公式サイト

https://www.yaosada.com/gohandokoro