京都・下鴨の伝統が息づく「ゑびす屋加兵衛」の矢来餅
下鴨神社のほど近くに店を構える老舗和菓子店「ゑびす屋加兵衛」の名物は「矢来餅(やきもち)」です。
ゑびす屋加兵衛は、大正5年(1916年)の創業以来、地元に愛される和菓子づくりを続けてきた老舗です。お店のある下鴨エリアは、京都のなかでも特に落ち着いた雰囲気が漂う場所で、歴史ある神社や自然豊かな風景に囲まれています。そんな土地で生まれた和菓子は、ただ美味しいだけでなく、どこか心がほっと和むような、ぬくもりを感じさせてくれます。
店を代表する「矢来餅」は、その見た目も香りも、まさに京都らしい風情に満ちた逸品。外はこんがりと焼き色が付き、手に取るとやわらかな感触が伝わります。表面の香ばしさと、中からとろりとあふれる上品な粒あんの甘さが口の中で絶妙に混ざり合い、ひと口ごとに幸せな気持ちにしてくれます。
下鴨神社の文化と、ゑびす屋加兵衛の職人技が融合した「矢来餅」。京都の旅の思い出に、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
ゑびす屋加兵衛は、大正5年(1916年)の創業以来、地元に愛される和菓子づくりを続けてきた老舗です。お店のある下鴨エリアは、京都のなかでも特に落ち着いた雰囲気が漂う場所で、歴史ある神社や自然豊かな風景に囲まれています。そんな土地で生まれた和菓子は、ただ美味しいだけでなく、どこか心がほっと和むような、ぬくもりを感じさせてくれます。
店を代表する「矢来餅」は、その見た目も香りも、まさに京都らしい風情に満ちた逸品。外はこんがりと焼き色が付き、手に取るとやわらかな感触が伝わります。表面の香ばしさと、中からとろりとあふれる上品な粒あんの甘さが口の中で絶妙に混ざり合い、ひと口ごとに幸せな気持ちにしてくれます。
知る人ぞ知る、京都の手土産に
京都にはたくさんの和菓子がありますが、矢来餅のように土地の歴史や神話に由来するものは稀少です。しかも、作り置きをせず、ひとつひとつ丁寧に仕上げられるこのお餅は、京都の「旬」と「心」を感じる特別な存在。お土産として贈れば、きっと話のきっかけになり、印象深い贈り物になります。下鴨神社の文化と、ゑびす屋加兵衛の職人技が融合した「矢来餅」。京都の旅の思い出に、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。


下鴨神社に伝わる神話にちなんだ矢来餅

1個あたり約120円~170円
この「矢来餅」には、実は神話にちなんだ物語が込められています。下鴨神社に伝わる玉依姫命(たまよりひめのみこと)の伝説がそのルーツ。加茂川の流れに乗ってやってきた丹塗矢を拾った玉依姫が、神の子を授かるという神秘的な物語に由来し、その矢の姿を象ったのが「矢来餅」なのです。
このように、ただのお餅ではなく、京都の歴史や文化を感じさせてくれる背景があるからこそ、味わうひとときがより豊かに感じられるのかもしれません。
焼き立ては特に香りが豊かで、表面はほんのりパリッと、中はもっちりとした食感。冷めてもやわらかさが持続するのも、職人の手仕事ならではです。
このように、ただのお餅ではなく、京都の歴史や文化を感じさせてくれる背景があるからこそ、味わうひとときがより豊かに感じられるのかもしれません。
素材と技で仕上げる上品な味わい
矢来餅に使われているのは、京都の銘品である丹波大納言小豆を炊き上げた粒あん。ほんのり甘さを抑えながらも、小豆の旨みがしっかりと引き出されています。そして、その餡を包むお餅には、滋賀県産の羽二重餅米が用いられています。柔らかさともっちり感のバランスが絶妙で、焼き目をつけることでさらなる香ばしさが加わります。焼き立ては特に香りが豊かで、表面はほんのりパリッと、中はもっちりとした食感。冷めてもやわらかさが持続するのも、職人の手仕事ならではです。
下鴨神社の参拝後に、ほっと一息
矢来餅は、そのまま手土産にもぴったりですが、ぜひ下鴨神社の参拝後に立ち寄って、お店でいただいてみてください。散策で少し疲れた身体に、やさしい甘さが染みわたります。お茶との相性も抜群で、ゆっくりと流れる京都の時間を感じられる贅沢なひとときになるでしょう。店名 | ゑびす屋加兵衛 |
営業時間 | 9:00 – 19:00 |
住所 |
京都市左京区下鴨松原町13番地 |
アクセス |
京阪出町柳駅から徒歩10分 |
定休日 | 火曜日 |
電話番号 |
075-781-0639 |






