【歴史と味】150年以上愛される「舌切茶屋」の和スイーツ

【歴史と味】150年以上愛される「舌切茶屋」の和スイーツ

清水寺の参道を歩いた帰り道に「舌切茶屋(したきりちゃや)」はあります。その不思議な名は、幕末の歴史に由来します。

店名は、安政の大獄で僧・月照を守った近藤正慎の逸話から。彼は幕府の尋問にも口を割らず、自ら舌を噛み切って命を絶ちました。その忠義を称えられ、妻子が茶屋の営業を許されたのが始まりです。

現在も近藤家の子孫が営み、150年以上続く歴史を持つ茶屋として、多くの参拝客を迎えています。

舌切茶屋

舌切茶屋 ひんやり涼やかなところてん

舌切茶屋 ところてん

ところてん 500円

舌切茶屋の看板商品は「ところてん」です。清水寺の散策後、涼やかな一品として長年愛されてきました。

ところてんは、ごまやからしを添えたさっぱりとした酢醤油味と、黒蜜をかけた甘味のタイプの二種類から選べます。暑い夏には酢醤油が、甘いものが好きな方には黒蜜がぴったりです。しっかりとした食感は、昔ながらの製法を守る茶屋ならではのものです。

店名

舌切茶屋

営業時間

清水寺拝観に準ずる

住所

京都市東山区辰巳町

アクセス

市営バス 清水道 バス停 徒歩12分

定休日

不定休

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