京都国立博物館 特集展示 縁(えにし)を結ぶかたな―国宝・重要文化財で学ぶ刀剣鑑賞―
京都国立博物館では、特集展示「縁(えにし)を結ぶかたな―国宝・重要文化財で学ぶ刀剣鑑賞―」が開催されます。日本刀は歴史や文化と深く結びついた工芸品であり、同時に鑑賞の視点を知ることで理解が深まる分野でもあります。
本展示は、同館の所蔵する国宝や重要文化財に指定された名刀を通して、日本刀鑑賞の基本を学ぶことを目的とした構成です。初めて刀剣に触れる人でも理解しやすく、作品の背景や違いに目を向けながら鑑賞できる内容となっています。
会期は2026年2月4日から3月22日までで、会場は京都国立博物館 平成知新館の1階4・5展示室です。金曜日は夜間開館が行われ、昼間とは異なる時間帯に展示を鑑賞できる点も特徴です。
使用目的や文化的背景、戦闘環境や使用者の変化に影響を受ける日本刀の姿を見ることができます。
国宝 太刀 銘安家(京都国立博物館)
安家は平安時代末期、伯耆国(現鳥取県西部)で活動した刀工。細身で強く反る古風な姿が見どころ。黒田家に伝来し、安家の在銘作品はこの太刀のみ。
重文 刀 金象嵌銘 本多美濃守所持/義弘本阿(花押)(名物桑名江)(京都国立博物館)
金象嵌銘は本阿弥光徳(1554〜1619)によるもの。極め(鑑定)の銘として越中(現富山県)の刀工・義弘の名と、所有者である本多忠政の名を刻む。
重文 太刀 銘波平行安(号笹貫)(京都国立博物館)
重文 短刀 銘吉光(名物秋田藤四郎)(京都国立博物館)
京都を訪れた際に、日本文化への理解を深めたい人にとって、目的を持って鑑賞できる展示です。事前にテーマや見どころを知ったうえで足を運ぶことで、展示内容をより理解しやすくなるでしょう。
本展示は、同館の所蔵する国宝や重要文化財に指定された名刀を通して、日本刀鑑賞の基本を学ぶことを目的とした構成です。初めて刀剣に触れる人でも理解しやすく、作品の背景や違いに目を向けながら鑑賞できる内容となっています。
会期は2026年2月4日から3月22日までで、会場は京都国立博物館 平成知新館の1階4・5展示室です。金曜日は夜間開館が行われ、昼間とは異なる時間帯に展示を鑑賞できる点も特徴です。
「縁」を軸に読み解く日本刀の魅力
文化財や美術品との出会いには様々な入口があります。この展示では、京都国立博物館の収蔵する国宝・重要文化財の名品を通して、普段の生活では身近に感じることのできない「刀剣」分野の見どころを「形」「銘」「刃文」「刀身彫刻」の4つのテーマに沿って紹介しています。形
日本刀の形状は片刃で反りがあるという基本構造に共通性を持ちつつ、製作された時代によって各部のバランスに変化が生じます。使用目的や文化的背景、戦闘環境や使用者の変化に影響を受ける日本刀の姿を見ることができます。
銘
日本刀には茎(なかご)に文字情報(銘)が刻まれることがあります。銘文の内容には、製作者の名前のほか、居住地や製作年月日、後世の鑑定の結果が刻まれていることもあります。刃文
刀剣に武器や道具としての硬度や柔軟性を持たせるための処理が焼入(やきいれ)です。焼入による金属組織の変化の副産物として生まれる文様を刃文といいます。刃文にはさまざまな形があり、刀剣を鑑賞する際の見どころとなります。刀身彫刻
刀剣には、刀身に直接彫刻が施されているものがあります。起源は古く、我が国では鉄製刀剣が盛んに用いられた古墳時代から作例があります。製作者の信仰心が込められたもの、実用性を高めるため重量の軽減を目的としたものなどがあります。展示作品
国宝 太刀 銘安家(京都国立博物館)安家は平安時代末期、伯耆国(現鳥取県西部)で活動した刀工。細身で強く反る古風な姿が見どころ。黒田家に伝来し、安家の在銘作品はこの太刀のみ。
重文 刀 金象嵌銘 本多美濃守所持/義弘本阿(花押)(名物桑名江)(京都国立博物館)金象嵌銘は本阿弥光徳(1554〜1619)によるもの。極め(鑑定)の銘として越中(現富山県)の刀工・義弘の名と、所有者である本多忠政の名を刻む。
重文 太刀 銘波平行安(号笹貫)(京都国立博物館)
重文 短刀 銘吉光(名物秋田藤四郎)(京都国立博物館)
京都で日本文化を知るきっかけに
京都国立博物館で開催される本特集展示は、日本刀という専門性の高い分野を、基礎から学べる構成が特徴です。国宝や重要文化財を通して、日本の歴史や工芸文化に触れることができます。京都を訪れた際に、日本文化への理解を深めたい人にとって、目的を持って鑑賞できる展示です。事前にテーマや見どころを知ったうえで足を運ぶことで、展示内容をより理解しやすくなるでしょう。
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展覧会名 |
特集展示 縁(えにし)を結ぶかたな―国宝・重要文化財で学ぶ刀剣鑑賞― |
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会期 |
2026年2月4日(水)~3月22日(日) |
館名 |
京都国立博物館 平成知新館1F-4・5 |
開館時間 |
9:30-17:00※金曜は20:00まで開館 入館は各閉館の30分前まで |
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住所 |
京都市東山区茶屋町527 |
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アクセス |
京阪七条駅 徒歩7分、市バス 博物館三十三間堂前下車 徒歩すぐ |
休館日 |
月曜日※ただし2月23日(月・祝)は開館し、2月24日(火)休館 |
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電話番号 |
075-525-2473(テレホンサービス) |
入場料 |
一般700円/大学生350円/高校生以下および満18歳未満、満70歳以上無料 |
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公式サイト |
https://www.kyohaku.go.jp/jp/exhibitions/feature/b/2026_sword/ |






