岡崎(平安神宮・京都市動物園・京セラ美術館・京都国立近代美術館・インクライン・南禅寺) 京都のおすすめ観光コース
コース内で特に有名な観光スポット | 平安神宮・京都市京セラ美術館・南禅寺・平安神宮 |
おすすめな人 |
文化施設を楽しみたい人 |
所要時間(1人で歩いた場合) |
2時間 |
服装 |
自由 |
楽しみ方 |
#歴史文化 #写真撮影 #グルメ #ショッピング |
目次
きままな岡崎コースをご紹介
今回ご紹介するのは、平安神宮・京セラ美術館・京都市動物園・京都国立近代美術館・インクライン・南禅寺を巡る岡崎コース。京都市営バス5系統で京都駅から行くことができます。
エリア全体が観光地ということもあり、カフェや休憩できる場所が多くあります。
京都タワー方面からすぐ!市内をグルっと巡回する市営バス5系統とは?
5系統は、四条烏丸、四条河原町、東山三条、岡崎公園を経由し、国際会館に向かっていくバスです。京都駅のバス停(京都タワー方面)から乗り降りすることができます。
(出典:https://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page)
平安神宮/京都国立近代美術館/京都市京セラ美術館に行く
バス停「岡崎公園 美術館・平安神宮前」でバスを降りましょう。
おすすめスポット1:平安神宮
バス停を降りて京都国立近代美術館からそのまま北に3分ほど歩くと、平安神宮の入口に到着します。
入口にそびえるのは、朝堂院の南面正門にあたる応天門。応天門をくぐると外拝殿が見えます。外拝殿は天皇の即位の大礼や国家的な行事が執り行われる大極殿を模したものです。紫宸殿の庭に植えられていた「左近の桜・右近の橘」まで再現されています。
向かって左手の入口から参観できる神苑では、近代日本庭園の先駆者7代目小川治兵衛作の庭を楽しむことができます。
平安神宮が創建されたのは1895年。明治時代の平安奠都千百年を記念し、平安京に遷都した当初の大内裏(天皇の宮城)の正庁朝堂院を模した京都総鎮守の社として創建されました。祭られているのは桓武天皇と孝明天皇(明治天皇の父)です。また、平安神宮は境内の美しい景観はもちろん、桜の名所として知られており、#写真撮影のスポットとしてもおすすめです。
平安神宮の神宮道をはさむ岡崎公園は、芝生のあるきれいな公園です。週末には平安蚤の市などのイベントの催しやショッピングを楽しむことができます。平安神宮前の通りを東に少し歩いた岡崎通り沿いにはおすすめのお店が並びます。
山元麺蔵
京都で一番有名なうどん屋さんです。
平日でも昼時は長蛇の列が並ぶ人気店なので、予約なしでは入店できない場合も。
京うどん 生蕎麦 岡北
その「山元麺蔵」さんのとなりに構える、こちらも京都屈指のうどんの名店です。
京つけもの大安 本店
京つけもの大手の大安の本店です。
美味しい漬物を購入することができます。
AYANOKOJI 岡崎本店
AYANOKOJIは京都のがま口専門店です。現代風の可愛らしいデザインのがま口を購入することができます。
岡崎公園まで戻って向かいにある大きな建物が、京都国立近代美術館と京都市京セラ美術館です。
おすすめスポット2:京都国立近代美術館
京都国立近代美術館は京都を中心とした関西の近代美術を展示しており、特に京都画壇の収集に力を入れている美術館です。現在の建物は、建築家槇文彦の手によるものです。
魅力的な企画展を実施していますが、4階のコレクションギャラリーでは、美術館所蔵の貴重な展示を観覧することができます。
おすすめスポット3:京都市京セラ美術館
神宮道をはさんで京都国立近代美術館の向かいにあるのは、京都市京セラ美術館です。1933年に建築家前田健二郎の設計案をもとに、和洋折衷の帝冠様式の建物として建てられました。開館80周年にあたる2014年に改築され、「京都市京セラ美術館」に改称されています。
館内東側の近代庭園は、平安神宮と同じく小川治兵衛の手によるものです。
京都市動物園へ行く
京都市京セラ美術館の展示を満喫したら、東口から向かいにあるのは京都市動物園です。
おすすめスポット4:京都市動物園
京都市動物園は1903年に大正天皇の結婚を記念して開園した日本で2番目の動物園です。2015年に改築され、シマウマ・キリン・ゴリラ・ゾウ・猿など様々な動物が展示されています。「おとぎの国」はレッサーパンダやペンギン、テンジクネズミなどの可愛い動物を観覧できる子どもに人気のエリアです。
南禅寺を目指す
ここから、インクラインと南禅寺を目指します。ここから岡崎エリアを出てしばらく歩きます。京都市動物園の東エントランスを出たら、右折して南に少し歩くと南禅寺前交差点に着きます。この交差点を直進すると、インクラインの入口です。
南禅寺前交差点を山側に進むと、途中にブルーボトルコーヒー京都店があります。
さらに進むと、南禅寺の入口が見えてきます。
おすすめスポット5:南禅寺
南禅寺は臨済宗南禅寺派の大本山。もとは亀山天皇が自身の母の御所として造影した離宮でした。鎌倉時代以降は京都五山のなかでも最上位のお寺として、武家からの篤い信仰を受け隆盛します。
重要文化財の三門は京都を一望でき、歌舞伎の演目『楼門五三桐』では、安土桃山時代の盗賊石川五右衛門が「絶景かな絶景かな」という名台詞を回すほどでした。国宝に指定された方丈には、狩野永徳が関与されたといわれている「琴棋郡仙図」「二十四孝図」、狩野探幽の代表作「群虎図」などがあります。南禅院の庭園や方丈庭園も美しい名勝庭園として知られています。
南禅寺 水路閣をめざす
南禅寺の三門をくぐると、法堂に続く道が見えます。
右手にある舗装道路を2分ほど歩くと水路閣の入口が見えます。
おすすめスポット6:水路閣
アーチ式の煉瓦の建造物は、京都北部に琵琶湖疏水を届けるために利用されていたものです。
最近は写真映えのするスポットとして旅行者の方が多く訪れています。
おすすめスポット7:蹴上インクライン
三門まで戻り、門の手前を左折して道なりに進むとトンネルがあります。
蹴上インクラインは、琵琶湖疏水の一部として建設された全長約582mの傾斜鉄道跡です。約36mの高低差を克服するため、舟を台車に乗せてケーブルカーと同じ原理で運びました。当時は世界最長の傾斜鉄道でした。1891年から1948年まで使用され、現在はレールが保存されています。インクライン沿いには桜が植えられ、春には美しい桜並木やを楽しめる観光名所となっています。
インクラインを登った先に見える赤い煉瓦の建物は蹴上発電所です。琵琶湖疏水を利用した日本初の一般供給用水力発電所として現在も稼働している発電所です。
京都駅への帰り方
帰りは、インクラインのそばの地下鉄蹴上駅から地下鉄で帰りましょう。
京都駅まで17分です。