
よーじや が生まれ変わる!ブランドロゴ リニューアル
「おみやげの店」から「おなじみの店」へ
京都を代表する老舗ブランド「よーじや」が、創業120周年の節目を迎えた2024年、これまで60年間親しまれてきたロゴマークを刷新し、新たなブランドイメージへとリブランディングを行うことを発表しました。
今回のリブランディングのテーマは、「みんなが喜ぶ京都にする」。観光客だけでなく、地元の人たちにももっと愛される存在になるために、よーじやは新しいスタートを切ります。
ロゴ刷新に込められた想い
1965年から使われてきた、手鏡に映る京美人のロゴマーク。あぶらとり紙の象徴として長く人々に親しまれてきました。
旧「よーじや」ブランドロゴ(よーじやグループ提供)
その伝統的なデザインをベースに、現代的で親しみやすいキャラクター「よじこ」として生まれ変わりました。
この新キャラクターのデザインを手掛けたのは、「Suicaのペンギン」などで知られる人気イラストレーター・坂崎千春さん。切長の目や横分けの前髪といった特徴はそのままに、やさしさと元気さを感じさせる新しい「よじこ」は、まるで今の京都を象徴するような存在です。
「よーじや」の新しいキャラクター「よじこ」(よーじやグループ提供)
新「よーじや」ブランドロゴ(よーじやグループ提供)
変わる京都、変わるよーじや
代表取締役・國枝昂さんは、「これまでのよーじやは“おみやげの店”だった。でも、これからは“おなじみの店”を目指したい」と話します。観光都市としての京都が抱えるさまざまな課題や変化に向き合いながら、地元にも愛される企業であることの大切さを再認識したそうです。
京都の人々に育ててもらったという感謝の気持ちを込めて、よーじやはこれからも地元とともに歩む企業でありたい。そして、その想いを広く伝えるための象徴が、今回のロゴリニューアルと「よじこ」の誕生なのです。
キャラクターグッズも登場
新しくなった「よじこ」は、店頭のサインや商品だけでなく、クリアファイルやエコバッグ、巾着、ボールペンなど全16種類のキャラクターグッズとしても登場します。京都市内の各店舗や空港、百貨店、オンラインショップでも販売される予定で、リブランディングのムードを盛り上げています。
また、リブランディングを記念した60秒のコーポレートムービーも公開されており、「よーじや」の新しい魅力が映像でも楽しめます。
YOJIYA 四条河原町店では「よじこ」がお出迎え
ブランドロゴの刷新にともない、YOJIYA 四条河原町店では看板の刷新と店頭に「よじこ」が登場。お客様を出迎えてくれます。
これからの「よーじや」に期待
ロゴマークの変更は、ブランドにとって大きなチャレンジ。ですが、伝統を大切にしながらも進化を続けるその姿勢こそ、よーじやが長年愛され続ける理由なのかもしれません。
「京都の魅力を、もっと身近に、もっと楽しく」。
観光で京都を訪れる人にとっても、日々の暮らしの中で京都に触れる人にとっても、「よーじや」が今まで以上に親しまれる存在になることを、心から願いたいと思います。