一和の「あぶり餅」千年続く京都の歴史とぬくもり
京都を旅するなら、やはりその地でしか出会えない「特別な味」と出会いたいもの。そんな願いを叶えてくれるのが、京都市北区・今宮神社の参道の「あぶり餅の一和（いちわ）」です。
創業はなんと西暦1000年。1000年以上の時を超えて受け継がれる味は、訪れる人々に“京都の深み”を感じさせてくれます。
あぶり餅の起源は、疫病退散を願って神様に供えられた「勝餅（かちもち）」だとか。平安時代から現代に至るまで、人々の健康と幸せを願う気持ちが込められた一品です。
創業はなんと西暦1000年。1000年以上の時を超えて受け継がれる味は、訪れる人々に“京都の深み”を感じさせてくれます。
今宮神社の参拝とセットで楽しみたい老舗和菓子店
一和があるのは今宮神社の東門前。今宮神社の参拝後に立ち寄るのが定番コース。長い歴史を感じる町家風の建物は、京都市の景観重要建造物にも指定されており、見るだけでも心が落ち着きます。あぶり餅の起源は、疫病退散を願って神様に供えられた「勝餅（かちもち）」だとか。平安時代から現代に至るまで、人々の健康と幸せを願う気持ちが込められた一品です。
一品だけで勝負する、焼きたての“あぶり餅”
一和で提供されるのは「あぶり餅」のみ。きな粉をまぶした一口大のお餅を竹串に刺し、炭火でこんがり焼き上げ、白味噌ベースの甘じょっぱいたれをたっぷりとかけていただきます。
焼きたてを座敷でいただくスタイルは、まさに「京都らしい和のひととき」。外側は香ばしくパリッと、内側はもっちりとした食感。口に入れた瞬間、きな粉の風味と味噌だれのやさしい甘さがふわっと広がります。
3人前から、お土産用に包んでいただけますが、賞味期限は当日中。おもちが固くなるのは、昔ながらの製法を守っているからこそ。
また、お店の向かいには「かざりや」というライバル店もあり、食べ比べを楽しむ方も少なくありません。それぞれに異なる味わいがあり、どちらが好みかを語り合うのも、京都旅ならではの楽しみです。
焼きたてを座敷でいただくスタイルは、まさに「京都らしい和のひととき」。外側は香ばしくパリッと、内側はもっちりとした食感。口に入れた瞬間、きな粉の風味と味噌だれのやさしい甘さがふわっと広がります。
伝統を守り続ける女将の想い
一和の25代目女将・長谷川奈生さんいわく、商売を大きくしないことがこのお店の哲学だそう。デパートや催事には一切出店せず、今宮神社の参道だけで、昔ながらの味を守り続ける。その姿勢こそが、一和の魅力をより一層深めています。3人前から、お土産用に包んでいただけますが、賞味期限は当日中。おもちが固くなるのは、昔ながらの製法を守っているからこそ。
また、お店の向かいには「かざりや」というライバル店もあり、食べ比べを楽しむ方も少なくありません。それぞれに異なる味わいがあり、どちらが好みかを語り合うのも、京都旅ならではの楽しみです。
あぶり餅（お土産 3人前）1,800円
店名 | 一和 一文字屋 和輔 |
営業時間 | 10:00 – 17:00 |
住所 |
京都市北区紫野今宮町69 |
アクセス |
市バス「今宮神社前」から徒歩2分 |
定休日 | 水曜日 |
電話番号 |
075-492-6852 |
