四季の風情を菓子に映す、亀廣保の「茶撰菓」
亀廣保の茶撰菓

四季の風情を菓子に映す、亀廣保の「茶撰菓」

亀廣保は、大正4年(1915年)の創業以来、100年以上にわたり変わらぬ製法で干菓子一筋に伝統を守り続けてきました。その繊細な技巧と季節感あふれる意匠は、お茶席に寄り添うだけでなく、贈り物や旅の思い出としてもぴったりの一品です。

室町二条にあるお店のディスプレイには、常に季節ごとに繊細な造形の干菓子が並びます。

亀廣保

春草

亀廣保 春草

1組960円

干菓子とは、水分を抑えた和菓子で、日持ちがよく、おもに茶道のおもてなしなどに用いられるお菓子です。中でも亀廣保が手がける干菓子は、工芸品のような美しさが魅力。
砂糖と寒梅粉で作る「打物(うちもの)」や、山芋の生地を型抜きした「片栗(かたくり)」、透き通るような「有平糖(あるへいとう)」など、ひとつひとつが職人の技と感性の結晶です。

目で楽しみ、口にすればほどよい甘さが広がる干菓子は、味覚とともに視覚や感情にもやさしく訴えかけてくる存在。日常では味わえない“静かな贅沢”がそこにあります。

季節の情景を詰めた京菓子セット

「茶撰菓」は、そんな亀廣保の干菓子を季節ごとに詰め合わせた代表商品です。春は桜や若葉、夏は祇園祭や蛍、秋は紅葉、冬は雪輪や南天など、その時期にしか味わえない意匠の菓子が並びます。約10種類の干菓子が紙箱や木箱に美しく納められ、箱を開けた瞬間、まるで季節の小宇宙が広がるような感動があります。

すべて手づくりで、職人の手によって一つひとつ仕上げられているため、同じものは二つとしてありません。その時々の風物詩を感じながら楽しむ「茶撰菓」は、まさに“京都を持ち帰る”お土産といえるでしょう。

京都の“和”を贈る喜び

茶撰菓は、贈答用として大切な方への手土産や、自分へのご褒美にもおすすめ。木箱入りのものは見た目にも上品で、和紙と水引の包装がさらに特別感を添えてくれます。

また、お茶会の席や、季節の挨拶に合わせた詰め合わせもできるため、幅広い年齢層の方に喜ばれ、特に和の美意識に敏感な女性たちに支持されています。

「茶撰菓」は、京都の四季と伝統がひと箱に詰まった贅沢なお土産です。自分のご褒美に、大切な人への贈り物に。ぜひ、亀廣保の「茶撰菓」を手に取ってみてください。

店名

亀廣保(かめひろやす)

営業時間

09:00 – 17:00

住所

京都市中京区室町通二条下る蛸薬師町288

アクセス

地下鉄 烏丸御池駅 徒歩5分

定休日

日、祝

電話番号

075-231-6737

公式サイト

http://kamehiroyasu.com
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