京都・河原町の隠れ家『KASUMI』で味わう、心ほどけるおばんざいランチ

京都・河原町の隠れ家『KASUMI』で味わう、心ほどけるおばんざいランチ

京都・河原町に息づく癒しの空間

新京極商店街から少し入った静かな通り沿いにある「KASUMI izakaya+restaurant」。

まるで日常の喧騒からふっと抜け出したような、優しい空気が流れる場所です。
外観は控えめながらも、足を踏み入れると一転、色とりどりのドライフラワーと猫のイラストが迎えてくれます。

どこか“京都らしさ”と“異国の空気”が混じり合うような空間は、ひとりでも居心地がよく、カップルやグループにも人気の理由が頷けます。

「KASUMI」はその名の通り、淡く、柔らかく、そして時には幻想的な雰囲気をまとった空間を目指しているそう。

昼はおばんざいとスイーツが楽しめるカフェとして、夜は日本酒と和の肴でゆったり過ごす居酒屋として、時間帯で表情を変えます。

席数は40席ほどで完全禁煙。海外からの観光客にも英語メニューも用意されており、国籍問わず多くの人々が訪れています。

とろける角煮と、季節を味わうおばんざい

豚バラなんこつ角煮とおばんざいセット 1,458円

丁寧に仕込まれた一皿と、野菜のやさしさに包まれる

今回いただいたのは、ランチタイム限定の人気メニュー「豚バラなんこつ角煮とおばんざいセット」。

メインの角煮は、西院の名店「焼とん けむり」直伝の角煮で、とろけるような食感に仕上がっています。醤油ベースの甘辛いタレが染み込み、濃厚ながらもしつこくない。まさに“和食のごちそう”と言いたくなる一品です。

副菜として添えられるおばんざいは、京都農家から仕入れた旬の野菜を中心に構成。例えば、出汁の香りが優しく広がるほうれん草とじゃこのおひたしや、しっとり煮含められた茄子、ほんのり甘い人参のあえものなど、どれも手間を惜しまない味わい。

少量ずつとはいえ、6種類も並ぶ小鉢は、それぞれに異なる味わいが詰まっており、控えめながらも心弾むような楽しさがあります。
セットには、栄養価の高い雑穀米と、出汁のきいた味噌汁も添えられ、見た目以上に満足感のある構成。全体として「健康的なのにしっかり満足できる」という絶妙なバランスが魅力です。

京都の「家庭の味」に出会える時間

観光中にふと立ち寄って、心も身体もほぐれるようなごはんが食べたい。そんな願いを叶えてくれるのが「KASUMI」のこのランチセットです。

混雑を避けたい方は、平日昼間の訪問がおすすめ。テーブルごとに異なる器や盛り付けにも細やかな心配りが感じられ、ただ食べるだけでなく「味わう時間」を提供してくれる場所です。

京都を巡る旅の途中に、ほっとひと休み。そんな時間を過ごしたい方は、ぜひKASUMIを訪れてみてください。

店名

霞-KASUMI-

営業時間

11:00-22:00

住所

京都市中京区新京極通り蛸薬師下ル東側町508

アクセス

阪急 京都河原町駅 徒歩4分

定休日

不定休

電話番号

075-231-2922

公式サイト

https://www.instagram.com/kasumi_kyoto/