戦国武将・織田信長を祀る「建勲神社」
建勲神社の歴史
北区紫野にある建勲神社(けんくんじんじゃ)は、織田信長を主祭神とし、その子・信忠を祀る神社です。正式名称は「たけいさおじんじゃ」ですが、地元では「けんくんさん」と呼ばれ親しまれています。創建は1869年、信長の功績を称えるために建立されました。近代に整えられた社殿は、信長の強さと新しい時代を切り開く精神を象徴する存在といえるでしょう。
船岡山
建勲神社が建つ船岡山は、標高111.7メートルの小高い山です。山頂までの参道を進むと、京都市街を一望する開放的な景色が広がり、東山三十六峰や比叡山、大文字山までも望めます。特に夕暮れ時は町並みが赤く染まり、京都の美しさをより一層感じられるスポットです。
宝物
境内には、信長ゆかりの貴重な宝物が多数残されています。その中でも「信長公記」や、桶狭間の戦いで使われた太刀、そして信長着用の紺糸威胴丸は国の重要文化財に指定されており、歴史ファンにとって特別な存在です。また、神社のシンボルでもある大鳥居は、木造としては京都最大規模で、堂々とした姿が参拝者を迎えます。
船岡大祭の見どころ
毎年10月19日に行われる「船岡大祭」では、舞楽奉納や敦盛の舞が披露されます。年によっては火縄銃の実射や、信長にゆかりのある宝物公開も行われ、戦国時代の雰囲気を身近に感じられる特別な一日となります。神社名 | 建勲神社 |
参拝時間 | 境内自由、社務所・授与所9:00~17:00 |
住所 |
京都市北区紫野北舟岡町49 |
アクセス |
市バス 建勲神社前 徒歩9分 |
電話番号 |
075-451-0170 |
公式サイト |
https://kenkun-jinja.org/ |






