
Sir Thomas LIPTONティーハウス 三条本店|紅茶とスイーツが織りなす優雅な時間
京都三条に息づく紅茶文化の歴史
京都の老舗ティールーム「Sir Thomas LIPTON ティーハウス 三条本店」は、1930年に開業した日本初の紅茶専門喫茶として知られており、英国紅茶文化を京都に根付かせた先駆けとして、多くの人々に愛されてきました。
当時の名称は「リプトン本社直轄喫茶部 極東支店」。創業当初はガラス張りの英国風の店構えが珍しかったそうですが、今では、観光客から地元の常連まで幅広い層が集う場所。
紅茶だけでなく、英国クリームティーセットやアフタヌーンティー、季節限定のデザートまで充実したメニューが揃うのも魅力。京都の中心で長年にわたり英国の食文化を届け続けている存在です。
温かな雰囲気の中で楽しむ、紅茶とスイーツのひととき
クラシカルな英国風のインテリアと京都らしい落ち着きのある店内は、一人で静かに過ごすもよし、友達とおしゃべりを楽しむもよし、紅茶とスイーツを楽しみながら、ゆったりとリラックスできます。
壁には歴史を感じさせる写真や装飾が並び、どこか懐かしさも漂います。もちろん紅茶の種類は豊富で、スタッフの方は初めての方にもおすすめの紅茶やスイーツを丁寧に案内してくれます。
アッサムティーの香り広がるルビーグレープフルーツとアプリコットのケーキ
ヴィクトリア・サンドイッチケーキ ロイヤルミルクティ付 1,600円
英国気分を満喫!Sir Thomas LIPTON ティーハウス 三条本店で味わう『ヴィクトリア・サンドイッチケーキフェア』
『ヴィクトリア・サンドイッチケーキ』は、イギリスのヴィクトリア女王が愛したという伝統菓子。ふわっと焼き上げた紅茶風味のスポンジ生地の間に、甘酸っぱいジャムと濃厚なクリームをサンドするシンプルながら奥深いケーキで、英国の伝統的なティータイムに欠かせない存在です。
フェア期間中は、春から初夏をテーマにした4種類のケーキが登場します。訪れた時は、ルビーグレープフルーツのジャムとアプリコットバタークリームを使用したケーキをいただけました。
※ケーキフェアは、5月31日まで開催。詳しくは公式サイトでご確認ください。
紅茶風味のスポンジはアッサムティーを贅沢に練り込み、ふんわり軽やかでありながらしっとりとした食感と豊かな香りが楽しめて、ルビーグレープフルーツの酸味、アプリコットの甘さ、そして芳醇な紅茶の香りが調和し、上品で奥行きのある味わい。
看板メニュー「ロイヤルミルクティー」との絶妙なペアリング
ヴィクトリアケーキと一緒に楽しみたいのが、不動の人気メニュー「ロイヤルミルクティー」。1965年に、茶葉を牛乳で煮出す製法を日本で初めて取り入れたのがこのSir Thomas LIPTON ティーハウス 三条本店で、大ブームを巻き起こし、現在も多くの人に親しまれています。
このロイヤルミルクティーは、単に甘いだけでなく、しっかりと茶葉の香りとコクが感じられる奥行きのある一杯。優雅なティータイムを満喫できました。
テイクアウトもできる
うれしいことに、ケーキのテイクアウトも可能。観光の合間にふらっと立ち寄って、お気に入りを持ち帰ることもできます。
Sir Thomas LIPTON ティーハウス 三条本店は、ただ紅茶を楽しむだけでなく、その歴史や伝統に触れられる特別な場所。訪れるたびに新しい発見があり、心温まる時間が過ごせます。
京都観光の際やふと一息つきたいときにぜひこのクラシックなティーショップで優雅なひとときをお楽しみください。
店名 | Sir Thomas LIPTON ティーハウス 三条本店 |
営業時間 | 11:00-20:30(金11:30-21:00,土8:00-21:00,日8:00-19:00) |
住所 |
京都市中京区寺町通三条東入石橋町16 |
アクセス |
地下鉄 京都市役所前駅 徒歩6分 |
定休日 | 年中無休 |
電話番号 |
075-221-3691 |
公式サイト |
https://www.lipton-teahouse.jp |