京都駅から徒歩圏内 笹屋伊織別邸 新しい和ランチ

京都駅から徒歩圏内 笹屋伊織別邸 新しい和ランチ

京都・梅小路エリアに2020年、静かに誕生した「笹屋伊織 別邸」。創業1716年の和菓子店「笹屋伊織」が、伝統の枠にとらわれず新たな挑戦として立ち上げた、カフェとショップが融合した空間です。

JR梅小路京都西駅から徒歩2分、ホテルエミオン京都の1階という好立地もあり、観光の合間に立ち寄るには絶好のロケーション。

店内は和モダンの落ち着いた設えで、窓際からはやさしい陽光が差し込みます。カフェスペース「イオリカフェプレミアム」では、和菓子職人が考案したユニークな“和の創作料理”が楽しめます。

たとえば、どら焼きの皮でソーセージや豆サラダを挟んだ「もちどらサンド」、道明寺粉を使った「トマトリゾット」など、一つひとつが発想の転換から生まれた驚きの一皿。和菓子をテーマに据えつつも、堅苦しさは一切なく、カジュアルに「おいしい驚き」を届けてくれる場所なのです。

「季節の彩り膳」で味わう、やさしい京都の昼ごはん

季節の彩り膳 1,650円

そんな笹屋伊織 別邸のランチタイムにぜひ味わいたいのが「季節の彩り膳」。京のおばんざいと選べるメインディッシュで構成された、体にうれしい“彩り豊かな御膳”です。

まず目を引くのは、三種の京おばんざい。季節ごとに変わる小鉢には、旬の野菜や豆類を中心とした、ほっとする味わいの料理が並びます。素材の持ち味を活かしたやさしい味つけで、どれもおだやかな余韻が残るのが印象的です。

メインのグリルチキンは、香ばしく焼き上げた鶏肉に、たっぷりの九条ネギソースがとろりと絡み、口いっぱいに京都らしい風味が広がります。
そして思わず笑みがこぼれるのが、だるま型の最中。通常なら甘い餡が入るところを、なんと中身は豆のサラダ。見た目は和菓子、中身は前菜というこの遊び心が、まさに“和菓子なごはん”の真骨頂。

食と文化のクロスオーバーを体験する場所

和菓子の世界を背景に持つこの空間では、どこか非日常の感覚が漂います。それでいて、肩ひじ張らず、誰でも自然体で楽しめる。そんな「笹屋伊織 別邸」は、京都の“新しい和の入口”として、旅人に寄り添ってくれます。

変化を受け入れながらも、芯には「和の心」が通っている。そんな店でいただく「季節の彩り膳」は、食べる人の気持ちまでゆるやかに整えてくれるランチです。

店名

笹屋伊織 別邸

営業時間

11:00 - 18:00

住所

京都市下京区朱雀堂ノ口町20-4 ホテルエミオン 1F

アクセス

JR「梅小路京都西」駅より連絡通路で徒歩2分

定休日

不定休

電話番号

075-322-8078

公式サイト

https://www.sasayaiori.com