美術館「えき」KYOTO「レオ・レオーニと仲間たち」〜駅近で出会うアートの世界〜

美術館「えき」KYOTO「レオ・レオーニと仲間たち」〜駅近で出会うアートの世界〜

レオ・レオーニと仲間たち

この秋、「美術館『えき』KYOTO」で開催されるのが、「レオ・レオーニと仲間たち」展。絵本『スイミー』で知られるレオ・レオーニの作品を通して、創作の背景や互いに影響を与えあったアーティストたちとの関わりを紹介する展覧会です。

京都駅直結のジェイアール京都伊勢丹7階にある「美術館『えき』KYOTO」は、アクセスの良さが魅力の美術館です。観光やショッピングの合間に立ち寄ることができ、京都旅行のスケジュールに組み込みやすいスポットとして人気を集めています。

雨の日でも駅から濡れずに移動できるため、天候を気にせずにアートを楽しめるのも嬉しいポイントです。

期間は2025年11月22日(土)から12月25日(木)まで。クリスマスシーズンの京都旅に、心温まるアート体験を添えてくれます。


レオ・レオーニは、オランダ生まれのアメリカの絵本作家。グラフィックデザイナーやアートディレクターとしても活躍し、49歳で絵本制作の道へ進みました。代表作『スイミー』をはじめ、『フレデリック』や『アレクサンダとぜんまいねずみ』など、深い哲学と優しい絵で世界中の人々に愛されています。


レオ・レオーニ 『フレデリック』 原画 1967年 Frederick ©1967,renewed 1995 by Leo Lionni/Pantheon Works by Leo Lionni, On Loan By The Lionni Family


展覧会では、そんなレオーニの生涯を通じた創作の軌跡をたどりながら、彼が大切にした「多様性」や「共生」のテーマを感じることができます。戦争や移民などの時代背景のなかで育まれた“平和への思い”が、作品の中でどのように表現されているのかにも注目です。

今回の展覧会の特徴は、レオ・レオーニの作品だけでなく、互いに影響を与えあったアーティストたちの作品も展示されていることです。抽象画やデザインの世界に精通した彼が、どのように他の表現者たちと交わり、新しい表現を生み出していったのか。その“対話”が見えてくる構成になっています。

また、絵本づくりについての展示もあり、アイデアスケッチや原画など、創作の裏側を間近に見ることができます。まるでレオーニのアトリエを訪ねるような気分で、作品世界の深みを味わえます。


レオ・レオーニ 『マシューのゆめ』 原画 1991年 Matthew's Dream ©1991 by Leo Lionni/Knopf Works by Leo Lionni, On Loan By The Lionni Family


レオ・レオーニ 《プロジェクト 幻想の庭》 1978年 板橋区立美術館蔵 (Gift of the Leo Lionni Family, 2021)

展覧会名

レオ・レオーニと仲間たち

会期

2025年11月22日(土)〜12月25日(木)

館名

美術館「えき」KYOTO

開館時間

10:00-19:30(入館締切:閉館30分前)

住所

京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹7階隣接

アクセス

烏丸線 「京都駅」下車すぐ

休館日

会期中無休

電話番号

075-352-1111(ジェイアール京都伊勢丹大代表)

入場料

一般1,100円/高・大学生900円/小・中学生500円※高・大学生の方は学生証をご提示ください。

公式サイト

https://www.mistore.jp/store/kyoto/museum/event_list/event11.html
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