綾部市で楽しむ秋と冬｜フォトスポット・バラまつり・イルミネーションめぐり

由良川流域の豊かな自然と養蚕の歴史を背景に発展した綾部市は、グンゼ創業の地としても知られています。

コロナ禍で落ち込んだ観光客数も近年は回復傾向にあり、綾部市の自然景観の魅力を生かした観光プランの提案やインバウンド向け情報発信の強化など、安定した集客への工夫が進められています。

綾部市観光交流課も、「観光スポットの魅力をさらに発信したい」と意欲的で、情報発信やイベントを通じて綾部の魅力を広く知ってもらう取り組みが進行中です。

中でもこれからの季節のおすすめは、綾部中心部の観光交流拠点「あやべグンゼスクエア」を舞台にしたイベントです。今年は秋から冬にかけて、若い世代も楽しめる新企画が始まり、綾部の魅力を再発見できる機会となっています。

「大正ロマン　秋のフォトスポット巡り」でレトロな雰囲気に浸る

この秋初めて開催される「大正ロマン　秋のフォトスポット巡り」は、あやべグンゼスクエアの敷地内に設けられた5つのフォトスポットで、大正時代のレトロな雰囲気を背景に撮影を楽しめます。

金曜日には、ドラマ撮影にも使用されたグンゼ記念館が開放されており、趣ある空間でフォトジェニックな写真が撮れるのも魅力の一つです。衣装の無料貸出しがあるほか、お気に入り衣装の持ち込みも歓迎。見頃を迎える綾部バラ園などを散策しながらの撮影もおすすめです。
　※モデル着用の衣装は貸出し衣装ではありません。


写真提供：グンゼ博物苑


写真提供：グンゼ博物苑

香り豊かな秋を彩る「秋のバラまつり」

綾部バラ園では毎年、春と秋にバラまつりが開催されます。170種類、約1,200本のバラが咲き誇り、季節によって異なる特徴を見せてくれます。秋に咲くバラは小ぶりながら香りが強く、園内を歩くと心地よい香気に包まれます。期間中は、ミニコンサートやミニ手作り市、落語会などさまざまなイベントが開催され、秋の行楽のおでかけにぴったりです。

光の幻想に包まれる「冬のイルミネーション　綾部夢（ドリム）ライト2025」

11月下旬から12月下旬にかけては、綾部バラ園を中心にあやべグンゼスクエア周辺がイルミネーションで装飾されます。毎年バージョンアップを重ねてきたイルミネーションですが、今年は大きなシンボルツリーが設置されます。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



イベント開催日には、サンタパレードやクリスマスコンサート、キッチンカー出店などもあり、にぎやかな時間を過ごせるでしょう。

大正時代から繊維産業で栄え、グンゼの歴史とも深いつながりがある綾部市。フォトスポットを巡りながら、まちの歴史と文化を体感できるのは大きな魅力です。紅葉シーズン中は、近隣の大本神苑とあわせて訪れるのもおすすめ。11月28日〜30日は夜間ライトアップもあり、幻想的な紅葉を楽しめます。

アクセスは京都市内から特急で約70分と、日帰り旅行にも適した距離です。秋から冬にかけての綾部で、写真や花、光をテーマにした体験をぜひ楽しんでみてください。

会場	あやべグンゼスクエア
開催期間	「秋のバラまつり」    10月18日（土）〜11月17日（月） 「大正ロマン秋のフォトスポット巡り 」 　　　　　　　　　　10月25日（土）〜11月24日（月・祝） 「綾部夢（ドリム）ライト2025」 　　　　　　　　　　11月23日（日・祝）〜12月25日（木）
開催時間	「秋のバラまつり」9:00〜17:00 「大正ロマン秋のフォトスポット巡り 」10:00〜16:00 「綾部夢（ドリム）ライト2025 」17:00～21:00
住所	綾部市青野町亀無1-2
アクセス	JR山陰本線・舞鶴線「綾部駅」から徒歩約10分
電話番号	0773-42-4273（綾部市観光交流課）
公式サイト	https://www.city.ayabe.lg.jp/0000004666.html https://www.city.ayabe.lg.jp/0000003205.html https://www.ayabe-kankou.net/event/2025winter_illumi/