本格四川が味わえる「かかん 京都店」の麻婆豆腐が刺激的にうまい

本格四川が味わえる「かかん 京都店」の麻婆豆腐が刺激的にうまい

京都・左京区の北白川エリア。銀閣寺へと向かう散策路の途中、白川疏水沿いの静かな通りに、ある一軒の建物が現れます。階段を上がった2階に店を構えるのが「かかん 京都店」。関東・鎌倉の本店で人気を博してきた麻婆豆腐専門店が、ついに関西初上陸を果たしました。

店に一歩足を踏み入れた瞬間から、ピリリと香ばしいスパイスの匂いが食欲を刺激します。店内は白を基調とした清潔感ある空間に、タイルのカウンター席、小上がり席、テーブル席が配され、窓からは疏水の緑と大文字山が望める開放的なロケーション。アジアの屋台と京都らしい静けさが混ざり合った、独特の空気感が流れています。

テーブルには赤花椒と青花椒、そして特製ラー油が常備され、訪れる人が自分好みの“辛さレベル”を作り出せるのも、通いたくなる理由のひとつ。

かかん 京都店

痺れてうまい、本気の麻婆豆腐

かかんの本格四川風麻婆豆腐定食

かかんの本格四川風麻婆豆腐定食 1,200円

そんな「かかん」の看板メニューが、「本格四川風麻婆豆腐定食」。
京都店では、地元・清水豆腐店の新鮮な豆腐を使用し、ふわっとやさしい食感に仕上げています。この豆腐を支えるのが、味噌・甜麺醤・豆板醤をブレンドした秘伝の合わせ醬。しっかりと火入れされた醬は、香ばしさと奥深いコクを同時に感じさせ、一口ごとに“辛・痺・旨”の三重奏が押し寄せます。

辛さだけでなく「痺れ」が重要な要素になっているのも特徴的。青花椒のビリビリくる強烈な痺れ、赤花椒の爽やかな香り。これらを好みに合わせて加えることで、味の深みが何層にも広がります。汗ばむ額に、じわっと染みるうまさ。それでも箸が止まらないのは、ただ辛いだけじゃない、「旨味の土台」がしっかりあるから。

定食には、白ごはん、スープ、小鉢、そして一口サイズの杏仁豆腐がついており、バランスよく楽しめます。

散策の合間に、ピリッと一皿

「かかん 京都店」は、哲学の道や銀閣寺などの観光ルートと好相性。ランチタイムにしっかり食べたい時はもちろん、喫茶タイムにはアジアンスイーツを目当てに立ち寄るのもおすすめです。たとえば、ランチ後のデザートに人気の「杏仁ブランマンジェ」などは、ピリ辛の後の甘やかさで、口の中をほっと落ち着かせてくれます。

また、オリジナルの麻婆ソースやアパレルグッズも販売されており、旅の思い出を“おいしく持ち帰る”ことも可能。レシピ動画も用意されているので、自宅で「再現チャレンジ」をするのも楽しいかもしれません。

京都で本気の麻婆豆腐が食べたい。そんな気分の日に、スパイスの香りに誘われて立ち寄ってみてはいかがでしょうか。しびれるほどクセになる一皿が、きっと記憶に残る味になるはずです。

店名

かかん 京都店

営業時間

11:00 - 15:00、17:30 - 19:30(水木土日)

住所

京都市左京区北白川久保田町28−1

アクセス

バス停 銀閣寺道 徒歩2分

定休日

火曜日

公式サイト

https://www.instagram.com/kakan_kyoto
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