京都大学総合博物館で出会う知の宝庫と星の世界―常設展と「京都千年天文街道 第46回 アストロトーク」
百万遍にある京都大学に隣接する京都大学総合博物館は、1897年の京都大学創立以来120年以上にわたって収集された約260万点におよぶ学術標本資料を有する、日本最大級の大学博物館です。
展示されている標本は、この膨大な収蔵品の一部を選定したもので、常設展では「自然史」「文化史」「技術史」の3分野に分けて公開されています。
館内の1Fと2Fにわたって展示されている収蔵物・資料の数々は、どれも研究者の長年の研究の歴史を物語ります。まさに京都の文化とともに育まれてきた“知の美術館”と呼ぶにふさわしい場所です。
これらの展示は、どれも「研究の成果」であると同時に「未来への問いかけ」。訪れる人の心に、学ぶ楽しさを思い出させてくれます。
このイベントは、天文博士による天文学講演と、国立天文台提供の「Mitaka」と京都大学天文台制作の3D映像による講演を組み合わせたもの。3Dメガネをかけ、まるで宇宙を旅しているかのような気分で、木星や土星、太陽系のすがたや銀河の広がりを体感できます。
主催は、認定NPO法人花山星空ネットワーク。最新の天文学や星空の物語をやさしく解説しながら、宇宙の魅力を伝えます。大人から子どもまで楽しめる内容で、秋の夜にぴったりの知的なイベントです。
※次回は2026年3月28日土曜日に開催予定
京都千年天文街道 第46回 アストロトーク
展示されている標本は、この膨大な収蔵品の一部を選定したもので、常設展では「自然史」「文化史」「技術史」の3分野に分けて公開されています。
館内の1Fと2Fにわたって展示されている収蔵物・資料の数々は、どれも研究者の長年の研究の歴史を物語ります。まさに京都の文化とともに育まれてきた“知の美術館”と呼ぶにふさわしい場所です。
自然史分野
地球の誕生から生命の進化をたどる「自然史分野」では、ナウマンゾウや動物の化石や鉱物、動植物、霊長類の標本などが展示されています。なかでも、熱帯雨林を再現した「ランビルの森」は人気のエリア。立体映像と実物標本を組み合わせ、まるで現地に迷い込んだかのような臨場感を味わえます。
文化史分野
「文化史分野」では、古文書や古地図、考古資料などを通じて日本文化の成り立ちを紹介しています。古代の石棺や仏教文化の伝来を示す遺物など、東アジアとの交流を物語る展示も充実。人と文化の歩みを静かにたどれる空間です。
技術史分野
「技術史分野」では、旧制第三高等学校や京都大学創設期の教育資料を展示し、明治時代の理工教育の歩みを紹介しています。精巧な機械模型や当時の教材も並び、「科学の原点」にふれられる貴重な展示となっています。
これらの展示は、どれも「研究の成果」であると同時に「未来への問いかけ」。訪れる人の心に、学ぶ楽しさを思い出させてくれます。
北川進理事・副学長、坂口志文名誉教授のノーベル賞受賞記念展示
北川進理事・副学長、坂口志文名誉教授のノーベル賞受賞を記念した速報展示では、研究紹介パネルに加え、受賞会見映像と実物のMOF(多孔性金属錯体)も展示されています。
イベント「京都千年天文街道 第46回 アストロトーク」
2025年11月1日(土)には、3階講演室にて特別イベント「京都千年天文街道 第46回 アストロトーク」が開催されます。このイベントは、天文博士による天文学講演と、国立天文台提供の「Mitaka」と京都大学天文台制作の3D映像による講演を組み合わせたもの。3Dメガネをかけ、まるで宇宙を旅しているかのような気分で、木星や土星、太陽系のすがたや銀河の広がりを体感できます。
主催は、認定NPO法人花山星空ネットワーク。最新の天文学や星空の物語をやさしく解説しながら、宇宙の魅力を伝えます。大人から子どもまで楽しめる内容で、秋の夜にぴったりの知的なイベントです。
※次回は2026年3月28日土曜日に開催予定
京都千年天文街道 第46回 アストロトーク
| 展覧会名 | 常設展 イベント「京都千年天文街道 第46回 アストロトーク」 |
| 会期 | イベント:2025年11月1日(土) |
| 開館時間 | 9:30-16:30 (入館は16:00まで) イベント:13:30-15:45(受付13:15から) |
| 住所 | 京都市左京区吉田本町 |
| アクセス | 京阪電鉄「出町柳駅」から徒歩15分 |
| 休館日 | 月曜日、火曜日 (平日・祝日にかかわらず) 年末・年始(12月28日~1月4日) 創立記念日(6月18日) 夏季休業日(8月第3週の水曜日) |
| 電話番号 | 075-753-3272 |
| 入場料 | 一般400円/大学生300円/70歳以上または18歳未満無料 |
| イベント 参加費資料代 |
一般(高校生以上)1,000円/小中学生500円 |
| 公式サイト | https://www.museum.kyoto-u.ac.jp/ |






