道-1グランプリ2025｜地域の魅力を発信する食の祭典

2016年にスタートし京丹後市で開催されている「道-1グランプリ」は、全国の“道の駅グルメ”が一堂に集まり、その頂点を決めるイベントです。



毎年「道の駅 丹後王国『食のみやこ』」で開催され、全国各地から自慢の味が集まり、各地域の看板メニューが披露されます。来場者の投票でグランプリが決まるこのイベントは、食を通じて地域の魅力を広く伝える場となっています。

道の駅グルメの競演

今年は、全国17の道の駅から20品のグルメが集結。来場者は購入金額に応じて投票券を受け取り、気に入ったグルメに一票を投じます。単なる人気投票ではなく、味わいと地域性への評価がそのまま結果に反映されるのが特徴です。最後まで勝敗の行方が読めない緊張感も、このイベントならではの楽しみといえます。

また、今年は沖縄県が初めて出場することでも注目を集めています。新しい地域の特色が加わることで、ますます多彩なラインナップとなりました。参加者はグルメを味わいながら、その土地の魅力や作り手の思いを感じられるのも大きな醍醐味です。

注目の味、連覇を狙う名物モンブラン

毎年注目を集めるのが、2023年から2年連続でグランプリを獲得し、さらに京都府知事賞も受賞した茨城県「道の駅かさま」の「笠間和栗0.5ミリ極細モンブラン」。

今年は3連覇に挑むため、大きな話題を呼んでいます。繊細な栗のクリームが折り重なる姿は見た目も華やかで、味わえば栗そのものの深い甘みを堪能できます。行列必至の一品ですが、ぜひ味わいたいグルメのひとつです。

効率よく回る・買う・味わう会場ガイド

人気イベントだけに、ピークタイムのお昼前後（11:30～13:30頃）は混雑しやすくなります。朝早めの時間や午後の遅めを狙えば、比較的スムーズにブースを回れます。

特にグランプリ受賞歴のあるグルメは行列ができやすいため、事前に出店リストをチェックし、優先的に味わいたいものを決めておくと安心です。複数人で訪れる際には、手分けして購入し、シェアするのも効率的な方法です。



道の駅物産ブースでは、各地の名産品や特産品が販売されています。味わった料理をお土産として持ち帰ることができるのも嬉しいポイントです。


「道-1グランプリ」は、ただ食べて終わりではなく、その一票が地域の魅力を後押しする大切な役割を持っています。今年はどの道の駅がグランプリに輝くのか。京丹後の秋を彩る熱い2日間を、ぜひ体験してみてください。