お客様との会話を楽しみ、一人ひとりに寄り添う。丸福樓の金志姫さんに聞く、ホテルで働く魅力
京都・高瀬川沿いに佇むホテル「丸福樓」。任天堂の旧本社社屋を活用した歴史ある建物と、落ち着いた空間が魅力のホテルです。
2023年9月から丸福樓で働く金志姫さんは、接客を中心に、お客様一人ひとりの滞在に寄り添っています。現在は接客に加え、新しい仕事にも挑戦している金さん。今回は、ホテルで働くきっかけや、丸福樓で働く魅力についてお話を伺いました。



チェックイン後、客室へ案内する際には、館内を紹介しながらお客様と会話を交わします。

最初は会話が少なかったお客様が、時間が経つにつれてさまざまな話をしてくれるようになることもあるそうです。

新しい役割に取り組む中で、金さんが意識しているのは、お客様に喜んでもらえるプランを考えること。

2023年9月から丸福樓で働く金志姫さんは、接客を中心に、お客様一人ひとりの滞在に寄り添っています。現在は接客に加え、新しい仕事にも挑戦している金さん。今回は、ホテルで働くきっかけや、丸福樓で働く魅力についてお話を伺いました。



日本に住んで働いてみたい。そこから始まったホテルの仕事
韓国で社会人経験を積んだ後、「日本に住んで働いてみたい」という思いから来日した金さん。日本語学校で1年間日本語を学びながら就職活動を行い、これまでの経験を生かせるサービス業界を志しました。
「韓国で働いていたときも、お客様と対話しながら仕事をすることにやりがいを感じていました。なので、日本でもサービス業界で働きたいと思いました」
その後、Plan・Do・See(プラン・ドゥ・シー)に入社し、丸福樓へ配属されました。ホテルで働くのは初めてだったため、最初は清掃などの基本から。正しい言葉遣いや接客時の姿勢、歩き方まで、先輩スタッフから一つずつ教えてもらったそうです。
「日替わりで先輩が一人ついてくれて、マンツーマンで教えてもらいました。ホテルのことを何も知らない状態だったので、最初は本当に一からでした」
館内ツアーから始まる、お客様との会話
金さんが丸福樓で働く中で、特に魅力を感じているのが、お客様との距離の近さです。チェックイン後、客室へ案内する際には、館内を紹介しながらお客様と会話を交わします。

「お部屋にご案内するときに館内ツアーをするんですが、そのときに日本や京都に来た理由などを1対1で30分くらいお聞きすることもあります」
館内ツアーでの会話をきっかけに、滞在中も自然と話が弾むようになることも。お客様が出かける際に「今日はどこへ行く」と話したり、戻ってきたときに「ここが良かった」と感想を聞かせてくれたり。一度の案内で終わるのではなく、滞在を通して少しずつ関係が深まっていきます。最初は会話が少なかったお客様が、時間が経つにつれてさまざまな話をしてくれるようになることもあるそうです。
「お客様と自然に会話ができるようになるのが楽しいです。お客様との距離が縮まる瞬間に、すごくやりがいを感じます」
再び丸福樓を訪れてくれるお客様もいるといいます。人と話すことが好きで、相手のことをもっと知りたいと思う金さん。何気ない会話を重ねながら、一人ひとりとの時間を大切にしています。お客様に喜んでもらえるプランを考える、新たな挑戦
2026年3月からは、接客に加えてレベニューマネージャーの仕事も担当している金さん。季節ごとの予約状況を見ながら、宿泊プランを考えたり、販売の調整を行ったりする仕事です。
新しい役割に取り組む中で、金さんが意識しているのは、お客様に喜んでもらえるプランを考えること。
「季節やお客様のニーズに合わせてプランを考え、より多くのお客様に丸福樓での滞在を楽しんでいただけるよう工夫しています」
例えば、夏の京都は暑さが厳しく、予約が入りにくい時期でもあります。そうした季節の特徴を踏まえ、お得に宿泊できる料金設定や、お土産付きのプランを考えました。
「自分で考えて作ったプランに、実際に予約が入ったときはうれしいです。まだ勉強しながらやっている状態ですが、分からないことは周りのスタッフに相談しながら、一つずつ覚えています」
自分の工夫が予約につながることに喜びを感じながら、接客とは異なる仕事にも前向きに取り組み、経験を重ねています。経験を重ねながら、少しずつ成長していく
新しい仕事では、思うようにいかない経験もありましたが、その経験を通して確認の大切さを学んだという金さん。現在は連泊プランなども準備しながら、季節ごとの需要を踏まえたプランづくりに取り組んでいます。
「大変でしたけど、今思えばすごく勉強になった経験です。これから先の予約状況をしっかり読めるようになりたいです」
自ら手を挙げて始めた新しい仕事。まずは一つひとつの業務を身につけ、より先を見通せるようになることが、今の目標です。金さんが好きな、京都の過ごし方
紅葉をゆっくり楽しめる「永観堂」
日本に来て4年目になる金さんに、好きな京都の場所を尋ねると、紅葉の名所「永観堂」を挙げてくれました。
「一番好きなのは永観堂です。
人が多すぎず、ゆっくり景色を見られるところが好きです」
清水寺や嵐山などの定番スポットと比べると、落ち着いた雰囲気の中でゆっくり紅葉を楽しめるところが好きなのだそうです。人が多すぎず、ゆっくり景色を見られるところが好きです」
丸福樓近くのお気に入り「MURMUR COFFEE」
また、丸福樓の近くでは「MURMUR COFFEE(マーマーコーヒー)」がお気に入り。
「コーヒーがすごくおいしくて、天気がいい日は海外のお客様もよく利用されています」
お客様に京都の魅力を伝える一方で、金さん自身も街を歩きながら、お気に入りの場所を見つけています。そうした日々の発見も、お客様との会話につながっているのかもしれません。「自分がお客様だったら」を大切に
丸福樓では、「I am one of the customers(私も一人のお客様)」という考え方を大切にしています。金さんも、お客様に寄り添ううえで、この視点を意識しているそうです。
「自分がお客様だったら、どんなサービスをしてもらったらうれしいか。そういうことを考えられる人と一緒に働きたいです」
丸福樓で働く人に向いているのは、話すことが好きで、相手に興味を持てる人だといいます。
「お客様とマンツーマンでお話しすることが多いので、話すことが好きな人は向いていると思います」
人と話すことが好きで、お客様との何気ない会話を楽しんでいる金さん。相手を知ろうとする気持ちを大切にしながら、新しい仕事にも前向きに取り組んでいます。人とのつながりを楽しみ、自分らしく成長していけることも、丸福樓で働く魅力のひとつです。
店名 |
丸福樓 |
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住所 |
京都市下京区正面通加茂川西入鍵屋町342 |
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アクセス |
【電車】京都駅から徒歩15分、京阪本線 七条駅徒歩約6分 |
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電話番号 |
075-353-3355 |
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公式サイト |
https://marufukuro.com/ |






