グルメランチ花見小路 十二段家 「しゃぶしゃぶ」発祥の名店

花見小路 十二段家 「しゃぶしゃぶ」発祥の名店

京都・祇園の花見小路通の「十二段家」は、1912年創業の老舗料亭で、日本で初めて「しゃぶしゃぶ」を提供した店として知られています。国際的な評価も高く、オードリー・ヘプバーンや川端康成といった著名人も訪れた名店です。

 

 

赤穂浪士ゆかりの地にあり、店名も歌舞伎『忠臣蔵』の最終幕にちなんで名付けられたそう。

もともとは甘味処として始まった十二段家ですが、茶漬けの評判が高まり、次第に肉料理へと展開。1952年には、二代目当主が考案した「牛肉の水炊き」が、現在のしゃぶしゃぶの原型となりました。

 

こだわりはA5ランクの京都牛。スライスされた霜降り肉を、昆布出汁でさっと湯通しし、特製のごまだれとともに味わいます。 ランチでは「しゃぶしゃぶ定食」が人気。上質な牛肉と京野菜の絶妙なバランスを楽しめる一皿です。


店内には、民藝運動の巨匠・河井寛次郎の陶器や棟方志功の版画が飾られ、美術館のような空間が広がります。2階の「忠臣蔵の間」には、赤穂浪士の書状の複製も展示されています。

 

花見小路の石畳を歩き、行燈の灯る扉をくぐると、そこには京の歴史と食文化が息づく特別な時間が待っています。

  しゃぶしゃぶ定食 3,800円

 

店名 十二段家 花見小路店(じゅうにだんや)
営業時間 ランチ 11:30 – 14:00
ディナー 17:00 – 20:00
住所 京都市東山区祇園町南側570-240
アクセス 京阪 祇園四条駅 徒歩5分
定休日 水・木
電話番号 075-561-1655
公式サイト http://junidanya-kyoto.com/