観光蹴上インクラインの桜 春にしか出会えない絶景トンネル

蹴上インクラインの桜 春にしか出会えない絶景トンネル

歴史が息づく桜のトンネル

春の京都を訪れるなら、一度は見ておきたいのが「蹴上インクライン」の桜。

ここは、かつて琵琶湖と京都を結ぶ舟運のために作られた傾斜鉄道の跡地で、今では約90本のソメイヨシノが線路沿いに咲き誇る絶景スポットとして親しまれています。

線路の上を自由に歩くことができ、満開の桜がトンネルのように包み込む景色はまるで映画のワンシーンのよう。京都らしい歴史的な風景と春の花が織りなす美しさに、多くの観光客が足を運びます。

 

蹴上インクラインの楽しみ方

この場所の魅力は、なんといっても桜のアーチが作り出す幻想的な景観。

どこを切り取ってもフォトジェニックな風景が広がり、特に朝の光が差し込む時間帯は、柔らかい光と桜が織りなす美しいコントラストが楽しめます。歴史好きなら、ここがかつて琵琶湖からの舟を運ぶための重要な役割を果たしていた場所だと知ると、また違った視点で楽しめるかもしれません。

桜のライトアップはありませんが、側道の明かりで異なる幻想的な雰囲気を味わえます。

 

桜の見頃とアクセス

桜の見頃は例年3月下旬から4月上旬。

気候によって多少前後しますが、この時期になるとインクラインの線路沿いがピンク色に染まり、一帯が春の特別な空間に変わります。

アクセスも良く、京都市営地下鉄東西線「蹴上駅」から徒歩3分という便利な立地。周辺には駐車場が少ないため、公共交通機関を利用するのがおすすめです。

近くには、南禅寺や荘厳な平安神宮があり、桜巡りと一緒に京都の歴史や文化を楽しめるのも魅力。哲学の道や岡崎エリアまで足を延ばせば、春の京都の美しさをさらに満喫できます。桜を愛でながら、のんびりと京都の街を歩く贅沢な時間を過ごしてみてください。

蹴上インクラインは、京都ならではの歴史と自然が融合したお花見スポット。

アクセスの良さや周辺の観光地との組み合わせも抜群で、春の京都観光には欠かせない場所のひとつです。静かに桜を楽しみたいなら、朝早めの時間帯が狙い目。満開の桜に包まれた線路の上を歩く、そんな特別な春の思い出を作りに訪れてみてはいかがでしょうか?

蹴上インクライン基本情報

桜 開花予想

3月27日

満開予想

4月5日

住所

京都市左京区粟田口山下町~南禅寺草川町

アクセス

地下鉄 蹴上駅 徒歩3分

市バス 法勝寺下車 徒歩5分

電話番号

075-672-7709

拝観時間

24時間
ライトアップ

なし

公式サイト

https://biwakososui.city.kyoto.lg.jp/place/detail/23