
平安神宮の桜 歴史と華やかさが彩る春の名所
目次
紅しだれ桜が美しく舞う平安神宮
平安神宮は、鮮やかな朱色の社殿が印象的な神社です。春になると境内には美しい桜が咲き誇り、毎年多くの人が訪れる人気のお花見スポットとして知られています。
なかでも、神苑(しんえん)に植えられた約300本の桜のうち、「八重紅枝垂桜(やえべにしだれざくら)」はとても華やかで目を引きます。滝のように流れるピンクの花びらは心がやさしく包み込まれるような美しさです。
桜の見頃は、例年3月下旬から4月中旬ごろ。2025年は3月25日ごろに開花し、4月1日から10日ごろに満開になると予想されています。境内にはソメイヨシノやヤマザクラ、彼岸桜(ひがんざくら)、里桜、鬱金桜(うこんざくら)など、約20種類の桜があります。
幻想的な夜桜と音楽の共演「桜音夜」
春の平安神宮では、夜桜と音楽を楽しめる特別なイベントも開催されます。2025年4月2日から6日までは、「桜音夜(さくらおとよ)」と題したコンサートが開かれます。
ライトアップされた紅しだれ桜に囲まれながら、美しい音楽に耳を傾ける時間は、きっと心に残る思い出になります。
また、3月29日から4月9日までは「観桜茶会(かんおうちゃかい)」も行われます。
西神苑にある茶室「澄心亭(ちょうしんてい)」で、お茶を楽しみながらゆったりと桜を眺めるという、京都らしい優雅な体験ができます。
アクセスとおすすめの時間帯
平安神宮へのアクセスはJR京都駅から市バス(5番または100番)に乗り、「岡崎公園 美術館・平安神宮前」で下車すぐ。地下鉄東西線「東山駅」からは、徒歩10分ほどで到着します。
桜の時期は混雑しやすいため、ゆっくり楽しみたい方には朝の早い時間や夕方の訪問がおすすめです。特に朝は空気が澄んでいて、静かな境内で見る桜は格別の美しさです。
歴史と桜が織りなす京都の春
平安神宮の桜は、歴史ある社殿と紅しだれ桜が織りなす、京都らしい春の風景です。
昼間は朱色の社殿と桜のコントラスト、夜はライトアップされた幻想的で、静けさの中で桜を楽しむひとときは、まさに京都ならではの体験です。
春の京都を訪れるなら、ぜひ平安神宮の桜を楽しんでみてください。
平安神宮基本情報
桜 開花予想 |
4月1日 |
満開予想 |
4月7日 |
住所 |
京都市左京区岡崎西天王町 |
アクセス |
JR京都駅より市バス 岡崎公園 美術館・平安神宮前下車 徒歩5分 |
電話番号 |
075-761-0221 |
拝観時間 |
8:30〜17:30 |
ライトアップ | 4月2日(水)~6日(日) https://pr.kyoto-np.jp/event/benishidare/ |
公式サイト |
https://www.heianjingu.or.jp/ |