観光お寺・神社【京都 紅葉】見頃はいつ?京都の紅葉名所 2024年秋 最新版

【京都 紅葉】見頃はいつ?京都の紅葉名所 2024年秋 最新版

秋が深まると、京都の街は鮮やかな紅葉に包まれます。歴史ある寺社や風情溢れる庭園が赤や黄色に染まる美しい景色を引き立て、その幻想的な光景は格別の美しさです。しかし京都には数多くの紅葉スポットが点在しており、どこに行けば良いか迷うこともあるでしょう。この記事では2024年の最新情報をもとに、紅葉の見頃や特徴、アクセスがわかる紅葉名所をご紹介します。人気特集につき、今後は連載形式で新しい情報をどんどんお届けする予定です。京都を観光するときにはぜひ参考にしてみてくださいね。

清水寺

秋の清水寺は、京都の紅葉を象徴する名所です。東山を背に、約1,000本のモミジが境内を鮮やかに彩り、その美しさは息をのむほどです。本堂「清水の舞台」から見下ろす紅葉の絨毯は絶景で、「錦雲峡」とも呼ばれるその景色は一度見たら忘れられない感動を与えてくれます。また、紅葉がライトアップされる夜の清水寺も魅力的で、幻想的な雰囲気が広がります。観音さまの慈悲を表す青いサーチライト「観音慈悲光」が放たれる光景は神秘的で、この光景を見るために国内外から多くの観光客が訪れるほど。清水寺の紅葉ライトアップは、一見の価値があります。この美しい風景をぜひ一緒に楽しんでみませんか?

引用:公式HP
*関連記事:清水寺の見どころ・おすすめスポット8選

住所

京都府京都市東山区清水1丁目29

アクセス

市バス/京阪バス 五条坂駅より徒歩10分
京阪電車 清水五条駅より徒歩20分

例年の見頃

11月下旬〜12月上旬

電話番号

075-551-1234

拝観時間

6:00〜18:00
*2024/11/18〜11/30:21:30まで開門時間を延長(21:00受付終了)
*詳しくは公式HPをご確認ください。

公式サイト

https://www.kiyomizudera.or.jp/

建仁寺

京都最古の禅寺として知られる建仁寺は、祇園の花街に隣接しながらも、静寂と落ち着きが漂う名所です。紅葉シーズンには境内の潮音庭が艶やかに色づき、特にもみじが見事な彩りを添えています。本坊の中庭「潮音庭」はどの方向から見ても美しく鑑賞できるように設計されており、紅葉の美しさをさまざまな角度から楽しめるのが魅力です。庭園の中央には三尊石が配置され、禅の象徴とも言える風景が広がります。11月下旬から12月上旬にかけて見頃を迎える、京都の中でも穴場の紅葉スポット。また、法堂の天井に描かれた108畳の双龍図も必見で、その迫力に圧倒されることでしょう。

住所

京都府京都市東山区大和大路四条下ル小松町584

アクセス

市バス 東山安井駅より徒歩5分
京阪電車 祇園四条駅より徒歩7分
阪急電車 河原町駅より徒歩10分

例年の見頃

11月下旬〜12月上旬

電話番号

075-561-6363

拝観時間

10:00~17:00
*受付終了16:30

公式サイト

https://www.kenninji.jp/

高台寺

高台寺は、豊臣秀吉の正室・ねね(北政所)が秀吉の冥福を祈るために建立したことで知られている禅寺です。紅葉のライトアップといえば高台寺!と評されるほど人気の高いライトアップでは、東山を借景にした広大な庭園が臥龍池の水面に映る逆さ紅葉で彩られ、幻想的な風景を描き出します。庫裡の前や湖月庵の周辺でも紅葉を楽しむことができ、プロジェクションマッピングが施された波心庭や勅使門は、毎年異なるテーマで彩られ、訪れるたびに新たな感動を提供してくれます。高台寺の紅葉は入れ替え制ではないため、夕方から日没、そしてライトアップまでの時間をゆったりと過ごせるのも魅力です。

住所

京都府京都市東山区高台寺下河原町526番地

アクセス

市バス 東山安井駅より徒歩7分
京阪電車 祇園四条駅より徒歩16分
阪急電車 河原町駅より徒歩18分

例年の見頃

11月中旬〜12月上旬

電話番号

075-561-9966

拝観時間

9:00〜17:30
*受付終了17:00

夜間特別拝観期間:17:00点灯〜22:00
*受付終了21:30

公式サイト

https://www.kodaiji.com/

哲学の道

哲学の道は銀閣寺から熊野若王子神社まで続く全長約1.5キロの散策路で、日本の道100選にも選ばれた名所です。哲学の道では、秋になるとカエデやサクラが真っ赤に色づき、頭上を鮮やかに彩る紅葉が楽しめます。紅葉の見頃は例年11月中旬から下旬にかけてですが、2024年は12月初旬まで美しい散り紅葉を楽しむことができる絶好の年だと予想されています。琵琶湖疏水沿いに植えられた木々が水面に映る様子も風情があり、静かで落ち着いた雰囲気が漂います。哲学者・西田幾多郎が思索にふけったこの道を、紅葉を楽しみながらゆっくりと散策するのは、京都の秋を堪能する贅沢なひとときです。

引用:哲学の道保勝会

住所

京都府京都市左京区鹿ケ谷法然院西町

アクセス

市バス 銀閣寺道 下車、徒歩約5分

例年の見頃

11月中旬〜11月下旬

公式サイト

https://tetsugakunomichi.jp/

南禅寺

数ある日本の禅寺のうち、最も高い格式のお寺である南禅寺。京都の秋を象徴する紅葉の名所で、11月中旬から12月上旬にかけて、境内の約300本のカエデが鮮やかに色づき、壮麗な紅葉風景を楽しむことができます。特に、石川五右衛門の「絶景かな」という名台詞で知られる三門や、琵琶湖疏水を渡るアーチ状の水路閣が紅葉に彩られた光景は見事です。2023年は残念ながら中止となっていましたが、南禅寺内の天授庵でライトアップも行われる年もあり、幻想的な夜の紅葉を堪能できます。広大な境内を散策しながら、歴史と自然が織りなす秋の美景を心ゆくまで楽しんでください。

住所

京都府京都市左京区南禅寺福地町

アクセス

地下鉄東西線 蹴上駅より徒歩約10分

例年の見頃

11月中旬~12月上旬

電話番号

075-771-0365

拝観時間

12月~2月 8:40〜16:30
*受付終了16:10
*年末(12月28日~31日)は拝観不可

3月~11月 8:40〜17:00
*受付終了16:40

公式サイト

https://www.nanzenji.or.jp/

禅林寺

引用:京都写真家 今宮康博

紅葉の名所として名高い永観堂「禅林寺」。約3,000本のモミジが秋の訪れとともに境内を鮮やかに彩ります。「モミジの永観堂」として古今和歌集にも詠まれ、その美しさは昔から多くの人々に愛されてきました。放生池に映り込む逆さ紅葉や、多宝塔から眺める紅葉に染まった京都の街並みはまさに圧巻の美しさ。放生池付近にはお茶処があるため、おぜんざいや甘酒をいただきながらゆっくりと紅葉を楽しむことができますよ。夜間のライトアップは幻想的な雰囲気で、昼間とはまた違った美しさを堪能できます。

住所

京都府京都市左京区永観堂町48

アクセス

市バス 南禅寺永観堂道 下車、徒歩約3分
地下鉄東西線 蹴上駅より徒歩約15分

例年の見頃

11月中旬~11月下旬

電話番号

075-761-0007

拝観時間

9:00~17:00
*受付終了16:00

ライトアップ 17:30~21:00
*受付終了20:30

公式サイト

https://www.eikando.or.jp/

京都御所

京都御所は平安時代から明治にかけて千年以上にわたり天皇がお住まいになり、政務を執り行った場所です。江戸時代末期には、京都御所を囲むように公家町が形成されていましたが、明治維新を迎えて都が東京(江戸)へ移り、天皇や公家たちも東京へと移住しました。現在京都御所は一般公開されており、広大な敷地内に広がる美しい紅葉が、秋の京都を代表するスポットとなっています。約65ヘクタールにおよぶ国民公園には、モミジやイチョウが豊富に植えられており、秋には鮮やかな赤や黄色の景色が楽しめます。特に見どころは、学習院跡のイチョウや閑院宮邸跡周辺のモミジで、歴史ある建物とのコントラストが見事です。

引用:環境省 京都御所

住所

京都府京都市上京区京都御苑3

アクセス

地下鉄烏丸線今出川駅より徒歩5分

例年の見頃

11月下旬~12月中旬

電話番号

075-255-6433

拝観時間

4月~8月 9:00~16:20
*最終退出 17:00

9月及び3月 9:00~15:50
*最終退出 16:30

10月~2月 9:00~15:20
*最終退出 16:00まで

公式サイト

https://kyotogyoen.go.jp/

下鴨神社 糺の森

糺の森は下鴨神社の鎮守の森として守られ、歴史ある神社と美しい自然が広がる文化の森です。縄文時代から生き続ける広大な森には、樹齢300年以上のタカオカエデやケヤキ、イチョウなどが広がり、12月上旬から中旬にかけて見頃を迎えます。特に、河合神社近くの「紅葉橋」周辺では、鮮やかな紅葉が美しく映えます。京都でもかなり色づきが遅い紅葉スポットとして知られており、幻想的な秋の風景を堪能できます。

住所

京都府京都市左京区下鴨泉川町59

アクセス

市バス 下鴨神社前 下車、徒歩約7分
京阪電車 出町柳駅より徒歩10分

例年の見頃

12月上旬~12月中旬

電話番号

075-781-0010

拝観時間

6:00〜17:00
*祭典等により前後する場合あり

公式サイト

https://tadasunomori.or.jp/

廬山寺

紫式部ゆかりの地として知られる京都の名所、廬山寺。平安時代の雅な世界を感じながら紅葉を楽しむことができます。特に注目すべきは、「源氏の庭」で見られる錦の紅葉。白砂に苔地が広がり、赤やオレンジに染まる木々が美しく映えます。11月中旬から下旬にかけて紅葉が見頃を迎え、静かな庭園で紅葉を愛でるひとときは格別です。また、鮮やかな紅葉が本堂の床に映る紅葉の美しさも見逃せません。平安の時代を感じながら、廬山寺で心静かに紅葉を楽しんでみませんか。

住所

京都府京都市上京区寺町通広小路上ル北ノ辺町397 

アクセス

市バス 府立医大病院前 下車、徒歩約5分

例年の見頃

11月中旬~11月下旬

電話番号

075-231-0355

拝観時間

9:00〜16:00

公式サイト

https://rozanji.ne.jp

東寺(教王護国寺)

東寺の紅葉シーズンは、五重塔と紅葉が織りなす絶景が見逃せません。境内には約250本のカエデが色づき、その中でも瓢箪池に映る紅葉は特に美しく、訪れる人々を魅了します。池に映り込む金堂と紅葉のコントラストは、まさに「これぞ京都の秋!」という光景。夜には紅葉ライトアップが行われ、幻想的に浮かび上がる五重塔と紅葉の競演が楽しめます。日中とは異なる美しさを堪能できる夜の東寺もおすすめです。

引用:公式HP

住所

京都府京都市南区九条町1番地

アクセス

市バス 東寺東門前 下車、徒歩1分
JR 京都駅より徒歩15分
近鉄 東寺駅より徒歩10分 

例年の見頃

11月下旬~12月上旬

電話番号

075-691-3325

拝観時間

金堂、講堂の拝観:8:00〜17:00
*受付終了16:30

宝物館、観智院の拝観:9:00〜17:00
*受付終了16:30

*ライトアップの時間帯については公式サイトをご確認ください

公式サイト

https://toji.or.jp/

瑠璃光院

景観保護のため、春・夏・秋の特別拝観期間にのみ境内への参拝ができる瑠璃光院。漆塗りの机に映る「逆さ紅葉」は息を飲むほど美しく、黒光りする縁側に映る紅葉や庭の風景を一目見ようと、国内外から観光客が訪れる人気っぷりです。八瀬の山々と庭園が織りなす借景も見逃せません。苔と紅葉が調和した庭園や、臥龍の庭の静かな風景も魅力的。紅葉の見ごろは11月中旬から下旬にかけて。限られた期間だけ体験できる「幻の紅葉」をぜひお楽しみください。

住所

京都府京都市左京区上高野東山55番地

アクセス

市バス 八瀬駅前下車、徒歩約10分
叡山電鉄本線 八瀬比叡山口駅より徒歩約12分

例年の見頃

11月中旬〜11月下旬

拝観時間

2024/10/01〜2024/12/10:10:00〜17:00
*受付終了16:30
*※2024年9月末日までは拝観不可
*日程は変更の可能性あり

公式サイト

https://rurikoin.komyoji.com/

嵐山・渡月橋

嵐山のシンボル渡月橋は、紅葉シーズンにひときわ美しい姿を見せます。平安時代には渡月橋付近に貴族の別荘が多く建てられ、現在は京都屈指の紅葉の名所として広く知られています。渡月橋という名は、満月の夜、舟遊びをしていた亀山上皇が橋の上を渡る月を見て「曇りのない夜空に月が橋を渡るようだ」と詠んだことに由来するのだとか。

渡月橋の上流に広がる山々の木々が色づく光景は圧巻で、赤や黄色に染まった木々と桂川との調和が生み出す風景は格別です。橋の上からの紅葉も魅力的ですが少し離れた下流側からの眺めもおすすめです。特に早朝や夕方の静けさに包まれた時間帯には、幻想的な美しさが際立ち、川面に映る黄金色の橋がさらに感動的な景色を見せてくれます。

引用:京都嵐山 花のいえ

住所

京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町1-5

アクセス

JR嵯峨嵐山駅より徒歩12分

例年の見頃

11月下旬~12月上旬

拝観時間

見学自由

公式サイト

なし

嵯峨野トロッコ

嵯峨野トロッコ列車は、秋の紅葉シーズンに特に人気を集める観光列車です。トロッコ嵯峨駅からトロッコ亀岡駅までの約7.3kmを、ゆったりと約25分かけて進みます。保津峡沿いに続くこの路線では、紅葉に包まれた美しい景観が車窓に広がり、赤や黄色に染まった木々が鮮やかに彩ります。特に紅葉のトンネルをくぐる瞬間は、まるで秋の絵画の中を旅しているかのような感覚です。また、夕方には沿線がライトアップされ、幻想的な光景が広がります。夕陽に照らされた紅葉と渓谷のコントラストも見逃せません。

引用:嵯峨野トロッコ列車

区間

トロッコ嵯峨駅〜亀山駅

例年の見頃

11月中旬~12月上旬

運転期間

2024/3/1~12/29

電話番号

075-861-7444

拝観時間

乗車時間に準ずる

公式サイト

https://www.sagano-kanko.co.jp/