夏の綾部市へ。東光院「あじさい風鈴祭り」と「かざぐるまと風鈴」で涼を感じる時間
綾部市 東光院

夏の綾部市へ。東光院「あじさい風鈴祭り」と「かざぐるまと風鈴」で涼を感じる時間

京都府北部にある綾部市は、山々に囲まれた自然豊かなまちです。市街地から少し足を延ばすと、季節の花や里山の風景に出会うことができます。

そんな綾部市で毎年多くの人が楽しみにしているのが、東光院で開催される「あじさい風鈴祭り」と「かざぐるまと風鈴」です。風が吹くたびに響く風鈴の音色や、色鮮やかなあじさい、回転するかざぐるまなど、夏ならではの景色が境内を彩ります。

綾部のあじさい寺で開催される「あじさい風鈴祭り」

東光院は、綾部市で「あじさい寺」として知られるお寺です。境内のあじさいは先代住職が植樹したもので、50年以上前から地域の人々に親しまれてきました。梅雨から初夏にかけて色鮮やかな花が咲き、多くの参拝者が足を運びます。

そんな東光院で開催される「あじさい風鈴祭り」は、梅雨や真夏の暑さのなかでも少しでも涼を感じてもらいたいという思いから始まりました。東光院によると、風鈴の音色や山から吹き下ろす風によって心を和ませてもらいたいという願いが込められているそうです。

また、風鈴の原型とされる「風鐸(ふうたく)」は、古くから寺院のお堂に吊るされてきました。風鐸には邪気を祓い、境内を清める意味があるとされており、東光院では厄除けの願いも込めて風鈴祭りを続けています。

境内にはたくさんの風鈴が吊り下げられ、風が吹くたびに澄んだ音色が響きます。あじさいの花と風鈴が並ぶ景色は、この時期ならではの楽しみです。花を眺めながら歩いていると、自然と足取りもゆっくりになります。

【あじさい風鈴祭り】
・日時 2026年6月5日(金)〜7月5日(日)
・時間 9:30-16:30
・拝観料 中学生以上400円(冷茶・お菓子付き)
※あじさい見学は無料

開催10周年を迎え、新たなあじさい園が誕生

今年の「あじさい風鈴祭り」は開催10周年という節目の年です。

これを記念して、本堂の奥に新たなあじさい園が開園しました。園へ向かう道中では、川の向こうに咲くあじさいと風鈴を眺めることができます。川のせせらぎと風鈴の音が重なり、東光院ならではの景色を楽しめます。

新しいあじさい園では、色とりどりの花々が山あいの自然とともに見られます。風が吹くたびに風鈴が鳴り、あじさいが揺れる光景は、季節の移ろいを感じさせてくれます。

写真撮影を楽しみたい方は、本堂前や石段の下から撮影するのがおすすめ。風鈴とあじさいを一緒に撮影できるため、東光院らしい景色を写真に収めることができます。

また、あじさいは暑さに弱い花です。そのため、きれいな状態の花を見たい方や写真撮影を目的に訪れる方は、比較的気温の低い午前中の参拝がおすすめです。元気なあじさいとともに、風鈴の音色もゆっくり楽しめます。

境内であわせて見ておきたいのが、愛染堂前の池を泳ぐ錦鯉です。大きな錦鯉が数多く泳いでおり、エサやり体験も人気を集めています。あじさいや風鈴を眺めたあとに池の前で過ごす時間も、東光院ならではの楽しみ方のひとつです。

あじさいの後は「かざぐるまと風鈴」で夏の涼を満喫

あじさい風鈴祭りの終了後には、東光院の夏の恒例行事「かざぐるまと風鈴」が開催されます。

境内には約1,400個のかざぐるまと、1,000個を超える風鈴が飾られます。風が吹くたびに色鮮やかなかざぐるまが回り、風鈴の音色が境内に響き渡ります。

なかでも注目したいのが「虹のトンネル」です。色とりどりのかざぐるまで彩られた通路は、夏の青空や周囲の緑との組み合わせも美しく、多くの参拝者が足を止める人気スポットとなっています。

東光院は山あいにあるため、境内には自然の風が吹き抜けます。その風を受けて一斉に回るかざぐるまと風鈴の音色を眺めていると、夏の暑さを忘れてしまいそうになります。

会場を歩いていると、風の強さによって音や景色が変化するのも面白いところです。同じ場所でも時間によって表情が変わるため、ゆっくり境内を巡りながら景色を楽しめます。

また、期間中には風鈴まつり限定の御朱印も授与されています。参拝の記念として受ける方も多く、毎年楽しみにしている人もいるそうです。

あじさいが主役となる初夏とは異なり、「かざぐるまと風鈴」は風そのものを感じながら楽しめる行事です。季節が進むにつれて変わる東光院の景色にも注目してみてください。

【かざぐるまと風鈴】
・日時 2026年7月18日(土)〜8月31日(月)※8月14日(金)~16日(日)は休み
・時間 9:30-16:30
・拝観料 中学生以上400円(冷茶・お菓子付き)


夏の綾部市で涼を感じる旅へ

東光院では、初夏の「あじさい風鈴祭り」と真夏の「かざぐるまと風鈴」という二つの行事を通して、季節ごとの景色を楽しむことができます。

あじさいが彩る境内、風鈴の澄んだ音色、山あいを吹き抜ける風、そして色鮮やかなかざぐるま。それぞれが夏の東光院ならではの見どころです。

京都市内の寺社とはまた違った自然豊かな環境のなかで、ゆっくりと季節の風景を楽しめるのも綾部市の魅力です。

今年の夏は綾部市へ足を運び、東光院であじさいや風鈴、かざぐるまが彩る景色を楽しんでみてはいかがでしょうか。



寺院名

法隆寺 東光院

住所

綾部市上延町堂ノ奥7

アクセス

【電車】JR京都駅 山陰線 綾部駅 下車後、タクシーで約7分

電話番号

0773-42-2432

公式サイト

https://www.tambatokoin.com/general-7
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