「七味家本舗」リニューアルオープン創業370年の老舗で京の味を再発見する
京都・清水寺参道に店を構える「七味家本舗」が、2026年3月5日(木)に清水本店をリニューアルオープンしました。創業は明暦年間(1655~1658年)とされ、日本三大七味のひとつとして長く親しまれてきた老舗です。今回のリニューアルでは、店内のしつらえや動線を見直し、商品を選びやすい環境へと整えられました。
お店の特徴である試食が、リニューアルを機にさらに楽しめるようになりました。
初めての来店でも、七味や山椒などを手に取りながら味や香りを確かめ、自分にぴったりの一品を選べます。味や香りの違いをその場で確かめられるため、自分の好みに合った一品を見つけやすくなっています。
また、これまで展示されていた歴史資料についても、通路の広さを確保したことでゆとりをもって見られるようになりました。下賜品(かしひん)などの展示も含め、七味家本舗の歩みを知る機会としても見応えがあります。
加えて、鰹節や昆布、椎茸などを使っただしパック「おばんざいのもと」も人気で、自宅で手軽に京風の味を再現できる商品として多くの方に手に取られています。
最近では「薬味缶」も好評で、七味付きの商品が特に人気を集めております。

新しい商品としては「ととがらし」や「ゆずタレ」も展開されており、さまざまな料理に合わせやすい点が評価されています。


例えば、欧米からの来店者は辛さを重視する方が多く、刺激のある種類を手に取られることが多い一方、アジア圏の方には香りがお好きな柚子を使ったものやバランスの良い七味が好まれる特徴があります。また、国によっては魚粉を使っただしの風味が合わない場合もあるため、商品の案内時には味の特徴を丁寧に伝えています。
こうした対応により、単に商品を購入するだけでなく、それぞれの食文化に合わせた選び方ができる点も特徴です。
最近ではInstagramをはじめ、主要SNSで使い方や料理動画を紹介しており、お好きな時にご覧いただけるようになりました。
七味というと、うどんやそばにかけるイメージが強いですが、実際には肉料理やサラダ、揚げ物などにも幅広く使うことができます。レシピを参考にすることで、日常の料理に取り入れやすくなり、調味料としての使い方の幅が広がります。
品質を優先し、季節によって調合を調整しながら、長く受け継がれてきた味を守り続けています。
こうした製法は、時代とともに少しずつ形を変えながら受け継がれてきました。かつては、七味唐がらしの原料である唐がらしや山椒を「うす」で磨り潰して製造しており、その道具も現在まで残されています。現在は電動化されていますが、少なくとも第二次世界大戦終結後まではこの方法が使われていたと考えられています。昭和15年の工場検査証も現存しており、当時の製造体制を知ることができます。

また、1950年には、唐がらし、白ごま、黒胡麻、山椒、青のり、青紫蘇、おのみを調合し、京名物「七味唐がらし」として天皇・皇后両陛下への献上品が準備されていました。その様子を伝える資料には、当時の13代当主の姿も記録されています。現在の社長は15代目にあたり、代々の技術と味が受け継がれています。

清水寺参道という場所にありながら、今回のリニューアルによって商品を選びやすい環境が整えられました。伝統を守りながらも、来店される方に合わせた提案を行う姿勢は、長く支持されてきた理由のひとつです。
お店の特徴である試食が、リニューアルを機にさらに楽しめるようになりました。
初めての来店でも、七味や山椒などを手に取りながら味や香りを確かめ、自分にぴったりの一品を選べます。味や香りの違いをその場で確かめられるため、自分の好みに合った一品を見つけやすくなっています。
また、これまで展示されていた歴史資料についても、通路の広さを確保したことでゆとりをもって見られるようになりました。下賜品(かしひん)などの展示も含め、七味家本舗の歩みを知る機会としても見応えがあります。
長く愛される七味と新たなおすすめ商品
定番商品では、やはり代表的な「七味唐がらし」と「山椒之粉」が根強い人気です。長く使い続けている方も多く、日常使いの調味料として支持されています。加えて、鰹節や昆布、椎茸などを使っただしパック「おばんざいのもと」も人気で、自宅で手軽に京風の味を再現できる商品として多くの方に手に取られています。
最近では「薬味缶」も好評で、七味付きの商品が特に人気を集めております。

新しい商品としては「ととがらし」や「ゆずタレ」も展開されており、さまざまな料理に合わせやすい点が評価されています。


海外の方にも伝わる七味の楽しみ方と接客
七味家本舗では、海外からお越しになる方への対応にも力を入れています。英語が得意なスタッフもいますが、それ以外のスタッフも会話を通じてコミュニケーションが取れるよう日々工夫しており、商品の魅力を伝えています。専門的な説明だけでなく、実際の味の好みを聞きながら提案することを大切にしています。例えば、欧米からの来店者は辛さを重視する方が多く、刺激のある種類を手に取られることが多い一方、アジア圏の方には香りがお好きな柚子を使ったものやバランスの良い七味が好まれる特徴があります。また、国によっては魚粉を使っただしの風味が合わない場合もあるため、商品の案内時には味の特徴を丁寧に伝えています。
こうした対応により、単に商品を購入するだけでなく、それぞれの食文化に合わせた選び方ができる点も特徴です。
レシピ提案で広がる七味の使い方
公式サイトで紹介されているレシピは、もともと料理学校と連携して京都新聞の夕刊に掲載されていたものがベースになっています。その後、ホームページ開設に伴い、より多くの方に活用してもらえるよう掲載されるようになりました。最近ではInstagramをはじめ、主要SNSで使い方や料理動画を紹介しており、お好きな時にご覧いただけるようになりました。
七味というと、うどんやそばにかけるイメージが強いですが、実際には肉料理やサラダ、揚げ物などにも幅広く使うことができます。レシピを参考にすることで、日常の料理に取り入れやすくなり、調味料としての使い方の幅が広がります。
創業370年を迎えた七味家本舗のこだわり
七味家本舗の七味は、「風味が命」という考え方を大切にしています。原料には一子相伝の調合方法を守り続けて生産した山椒や唐辛子などを使用し、自然の香りと味をそのまま生かす製法が特徴です。科学的な処理や添加物を使用せず、素材そのものの力を活かしているため、使う際に深みをしっかり感じられます。品質を優先し、季節によって調合を調整しながら、長く受け継がれてきた味を守り続けています。
こうした製法は、時代とともに少しずつ形を変えながら受け継がれてきました。かつては、七味唐がらしの原料である唐がらしや山椒を「うす」で磨り潰して製造しており、その道具も現在まで残されています。現在は電動化されていますが、少なくとも第二次世界大戦終結後まではこの方法が使われていたと考えられています。昭和15年の工場検査証も現存しており、当時の製造体制を知ることができます。

また、1950年には、唐がらし、白ごま、黒胡麻、山椒、青のり、青紫蘇、おのみを調合し、京名物「七味唐がらし」として天皇・皇后両陛下への献上品が準備されていました。その様子を伝える資料には、当時の13代当主の姿も記録されています。現在の社長は15代目にあたり、代々の技術と味が受け継がれています。

清水寺参道という場所にありながら、今回のリニューアルによって商品を選びやすい環境が整えられました。伝統を守りながらも、来店される方に合わせた提案を行う姿勢は、長く支持されてきた理由のひとつです。
店名 |
七味家本舗 |
営業時間 |
9:30-17:30(季節で変動) |
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住所 |
京都市東山区清水2丁目221清水寺参道 |
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アクセス |
市バス:京都駅(206番系統・86番系統) から「五条坂」下車徒歩7分 |
定休日 |
無休 |
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電話番号 |
0120-540-738 |
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公式サイト |
https://www.shichimiya.co.jp/ |






