観光京都御苑の桜 歴史と自然が織りなす春の絶景

京都御苑の桜 歴史と自然が織りなす春の絶景

四季折々の美しさを楽しめる広大な公園

京都市の中心に広がる京都御苑は、豊かな自然が広がる広大な公園です。
春になると、苑内には約1,100本もの桜が咲き誇り、京都を代表する桜の名所として多くの人が訪れます。

 

さまざまな品種が長く楽しめる桜の名所

京都御苑の桜の魅力は、さまざまな品種があるため開花時期が少しずつずれて、長く楽しめることです。

なかでも有名なのが、**近衛邸跡(このえていあと)**に咲く「糸桜(いとざくら)」と呼ばれる枝垂れ桜。3月中旬から咲き始め、やわらかく垂れ下がる花姿がとても優雅です。

ほかにも、

  • ヤマザクラ:3月下旬〜4月中旬にかけて咲き、花と葉が同時に芽吹く上品な風情が魅力

  • サトザクラやオオシマザクラ:4月中旬まで園内各所で楽しめる

  • ジュガツザクラ:春と秋、2回花を咲かせる珍しい品種。10月から翌年4月まで長く咲き続けます

このように、訪れる時期によってさまざまな桜が見られるのも、京都御苑ならではの楽しみです。

桜が美しい、おすすめのスポット

苑内には、特に桜が美しく見られる人気スポットがいくつかあります。

● 近衛邸跡(このえていあと)

シダレザクラの名所として知られ、青空の下で枝が風に揺れる様子は、まるで絵画のような美しさです。

● 出水の小川(でみずのおがわ)

小さな流れのそばに咲く「デミズシダレザクラ」が見どころ。静かに水音を聞きながら桜のトンネルを散策でき、春の京都をゆったり楽しめます。

アクセスと施設情報

  • 最寄駅:地下鉄烏丸線「丸太町駅」または「今出川駅」から徒歩数分

  • 入場料:無料

  • 駐車場:清和院東駐車場、中立売西駐車場 など

  • 散策エリア:苑内は自由に歩け、ベンチも多く、のんびり過ごせます

※宴会やレジャーシートを広げてのピクニックはできません。マナーを守って静かに桜を楽しみましょう。

京都御苑の桜で春を感じるひととき

京都御苑は、歴史と自然が心地よく調和する場所です。
桜の品種が豊富で見頃も長いため、糸桜からサトザクラまで、さまざまな桜をゆっくりと楽しむことができます。

街の中心にいながら、広々とした空間で春の風景を味わえるのは京都御苑ならでは。
都会のにぎわいから少し離れて、静かに桜を眺める贅沢な時間を、ぜひ過ごしてみてください。

京都御苑基本情報

桜 開花予想

3月24日

満開予想

4月1日

住所

京都府京都市上京区京都御苑3

アクセス

地下鉄 丸太町駅より 徒歩5分
地下鉄 今出川駅 徒歩5分

電話番号

075-211-6364

拝観時間

制限なし
ライトアップ

なし

公式サイト

https://fng.or.jp/kyoto/