京都旅行のお土産事情を徹底調査!お土産にかける予算や人気商品をアンケート結果で発表

京都旅行のお土産事情を徹底調査!お土産にかける予算や人気商品をアンケート結果で発表

キナバル株式会社が運営する京都観光メディア「GO KYOTO」では、京都でお土産に関するアンケート調査を実施しました。

アンケートの内容は以下のとおりです。

■調査目的:京都旅行で購入するお土産と予算の調査
■調査対象:インターネットユーザー
■調査方法:インターネット調査
■調査対象人数:531人
■調査実施期間:2024年9月4日(水)~2024年9月5日(木)

 

調査結果の概要

京都旅行で購入するお土産についての調査の結果、以下の3点が明らかになりました。

  • 生八ツ橋と八ツ橋が全年代で圧倒的な人気
     伝統的な和菓子が定番のお土産として選ばれています。
  • あぶらとり紙の人気
     特に30代〜50代に実用的なアイテムとして高い評価を受けているようです。

  • お土産にかける金額は5,000〜8,000円が最も多い
     特に40代は最も多くの金額を費やす傾向があります。

【全年代】お土産は何を買った?

531名の回答者のうち、生八ツ橋および八ツ橋が最も多い結果となりました。京都ならではの定番の和菓子で、米粉・砂糖・ニッキを混ぜたものを蒸して生地を焼いたものが八ツ橋、生地を焼かずにあんこなどを入れて包んだものが生八ツ橋です。柔らかい生地と甘さ控えめな餡が食べやすく、観光客の定番お土産として選ばれているのでしょう。また、次いで舞妓さんのアイコンが有名な、あぶらとり紙などの雑貨も人気商品としてランクインしました。

  • 1位 生八つ橋396票)
  • 2位 八ツ橋203票)
  • 3位 あぶらとり紙194票)

【年代別】お土産は何を買った?

20代では、「生八つ橋」「八ツ橋」が圧倒的な人気を誇っています。緑と白のコントラストが特徴的な「京ばあむ」は3位にランクイン。若年層には、京都らしさと味や見た目を両立した商品が選ばれていることがわかります。

  • 1位 生八つ橋(76票)
  • 2位 八ツ橋56票)
  • 3位 京ばあむ(39票)

30代でもやはり「生八つ橋」「八ツ橋」が選ばれていますが、注目すべきは3位に「あぶらとり紙」がランクインした点です。実用的な美容アイテムにも高い関心が寄せられており、京都の伝統品と日常で使える商品がバランスよく選ばれています。

  • 1位 生八つ橋(124票)
  • 2位 八ツ橋(77票)
  • 3位 あぶらとり紙(76票)

40代でも「生八つ橋」が1位となっていますが、2位には「あぶらとり紙」がランクイン。「八ツ橋」も依然人気があります。伝統的なスイーツとともに、長年親しまれてきた京都らしい商品が好まれています。

  • 1位 生八つ橋(146票)
  • 2位 あぶらとり紙(61票)
  • 3位 八ツ橋(46票)

50代の1位も変わらず「生八つ橋」ですが、2位に「あぶらとり紙」、3位に「千枚漬け」が登場。スイーツに加えて京都の伝統的な漬物が人気を集めており、健康や食文化への関心が高いことがうかがえます。

  • 1位 生八つ橋(44票)
  • 2位 あぶらとり紙(27票)
  • 3位 千枚漬け(22票)

【全年代】お土産にかける金額は?

お土産にかける金額についても531名が回答し、最も多かった回答は「5,000〜8,000円」でした。友達や同僚へのお土産として複数のお菓子を買ったり、少し高級なお菓子や実用品を選ぶ際にも無理なく収まるため、多くの人がこの範囲でお土産選びをしていると推察されます。

  • 1位 5,000〜8,000円124票)
  • 2位 4,000〜5,000円(117票)
  • 3位 2,000〜3,000円(97票)

    【年代別】お土産にかける金額は?

    20代は比較的若く経済的な余裕がまだ限られていることが多いものの、ある程度の金額をお土産に費やしていることが伺えます。友人や家族に渡すために、手軽でありながら見映えするお土産を選ぶ傾向があるようです。

    30代になると仕事や家庭の責任が増し、金銭的にも節約志向が強くなる時期です。そのため、お土産にかける金額が控えめであることが伺えます。特に、手軽で実用的な商品(あぶらとり紙など)が選ばれることが多いでしょう。また限られた予算の中で、品質と価格のバランスが良いものを選ぶ傾向が強く、相手に喜ばれる実用的なお土産が中心になると考えられます。

     

    40代は、他の年代に比べてお土産にかける金額が最も高い層です。経済的に安定しているため、より高価な商品を選ぶ傾向が強くなります。40代の消費者は、ビジネス関係者や目上の人への贈り物に、特別感のあるお土産を選びがちです。生八ツ橋のような京都の伝統的なお菓子を購入する際も、より高品質で豪華なパッケージのものや、限定商品を選ぶ可能性が高いでしょう。

    50代になると、再びお土産にかける金額が低めになる傾向があります。50代の消費者が既に贈り物の相手を限定しており、実用的でシンプルなお土産を選ぶ傾向が強いことが要因と考えられます。コストパフォーマンスを重視した、あぶらとり紙や日持ちの良い商品などを選ぶことが多いでしょう。

    総括

    今回のアンケート結果から、京都のお土産選びには年齢ごとに異なる特徴があることが明らかになりました。

    生八ツ橋や八ツ橋といった伝統的な和菓子は、全年代で圧倒的な人気を誇り、京都ならではの定番として根強く支持されています。また、あぶらとり紙などの実用品が特に30代以降の観光客に高く評価されていることから、贈り物には日常使いできるアイテムも選ばれているようです。50代になると漬物など健康や食文化に関心が高まる傾向も見られ、相手の年代や趣味に合わせた商品を選ぶことが重要であることがわかります。

    GO KYOTOではその他、京都観光に役立つアンケートや特集記事を連載形式でお届けしています。京都に旅行に来る際にはぜひ参考にしてみてくださいね。