ホームページから売上アップするためには?
ホームページからの売上が上がらない理由は?
ホームページからの売上が上がらないのは、理由があります。
使いづらい、デザインが古くなっている、コンテンツやページ数が少なく何年も更新がされていないなど、現状の問題点を洗い出すことが大切です。
ホームページからの売上を上げるためには、正しい現状把握と、自社のリソースをふまえた適切な対策が必要です。今回はホームページの売上アップのために原因の分析からホームページの改善方法、成功事例などをご紹介します。ホームページの売上げを上げたいと考えている方は、ぜひご一読ください。
目次
ホームページに期待する効果
そもそもホームページにはどんなメリットがあるのでしょうか。
- 自社で内容の修正・改善が簡単にできる
- 長期的には新聞や雑誌よりコストが安い
- 広告と連携しやすい
- 24時間365日PRできる
- エリアを越えて宣伝できる
- 動画やインタラクティブな要素など表現の幅が広い
- 掲載できる情報量に制限がない
- ニーズがあるターゲットに向けてピンポイントに集客できる
- 営業のツールとして活用できる
- 宣伝の反応・効果をきめ細かく計測・分析できる
- 一度構築すれば、長期的な運用が可能
上記以外にもメリットは挙げられますが、紙媒体と比較すると、低コストで、宣伝の効率が良いといえます。
ホームページの問題分析
ホームページからの売上がない、または期待より低い場合は、まず分析が必要です。どういった手順で分析を進めるべきか。
ホームページは、いつ誰がどこ経由でどのページにどれくらいの時間見ていたのか、どんなアクションをとったのかが、ユーザー性別や属性、閲覧エリア、アクセス数、流入メディア、ページごとのページビュー数、ページ滞在時間、コンバージョン数(商品購入完了数や問い合わせ完了数など目的により設定するもの)、イベント数など、様々な指標で計測できます。
これらを多角的に分析することで、ターゲットがズレているのか、アクセスが少ない原因は何か、サイト内のどこに問題があるのかが具体的に分かります。
実際の問題は、サイトの目的やターゲット、自社製品またはサービスなど個別具体的な内容により様々ですが、一般的には次の点で課題がある場合が多いです。
- ホームページの目的が明確になっていない
- コンテンツが魅力的でない
- デザインが分かりにくい
- 検索順位が低い
- 商品やサービスの競争力が弱い。
- ホームページへの誘導が不足している
- 購入・申し込み手続きが分かりにくい
- ホームページのセキュリティが低い
これらの理由を検討して改善する必要があります。
分析ツールの活用
Google アナリティクスはホームページのアクセス解析ツールで、ホームページの訪問者数やユーザーの関心度を把握することができます。確認できる主な指標は、以下の通りです。
- 訪問者数
- ページビュー数
- 平均ページ滞在時間
- 直帰率
- 離脱率
- セッション数
- 平均セッション時間
- コンバージョン率
これらの指標を分析することで、ホームページの課題を把握することができます。例えば、訪問者数が少ない場合は、ホームページのコンテンツやデザインを改善する必要があります。平均ページ滞在時間が短い場合は、ホームページのコンテンツがユーザーに分かりにくい可能性があります。
サイト内でのユーザー行動の分析に適したGoogle サーチコンソールの活用もおすすめです。
確認できる主な指標は、以下の通りです。
- 検索キーワード
- クリック数
- 表示回数
- 平均掲載順位
- クリック率
これらの指標を分析することで、ホームページのSEOの課題を把握することができます。
例えば、クリック数が少ない場合は、ホームページのタイトルタグやメタディスクリプションが魅力的でない可能性があります。
さらに、デザイン以上に重要なのは、ユーザーのニーズに合致した情報を提供できているかどうかです。ぱっと見の印象でサイトに誘導できても、求めるコンテンツがないと途中で離脱してしまうからです。
ホームページ売上向上の具体的な施策
ホームページの制作で売上アップにつなげる具体的な施策を考えましょう。
Webサイト経由の売上を構成する要素には何があるかご存じでしょうか。具体的にはコンバージョン率・商材単価・客単価・リピート率の4つです。
Webサイト経由の売上を構成する要素
コンバージョン率
コンバージョン率は、ホームページにアクセスしたユーザーのうち、実際に商品やサービスを購入する割合です。コンバージョン率を向上させるには、ホームページのデザインやコンテンツをユーザーのニーズに応えるものにする必要があります。また、ユーザーが商品やサービスを購入しやすいように、購入手続きの簡素化も有効です。
単価
ホームページで販売する商品やサービスの単価を上げる必要があります。単価を上げるためには、高品質の商品やサービスを提供する必要があります。また、ユーザーに商品やサービスの価値を理解してもらうことも重要です。
客単価
客単価は、1人のユーザーがホームページを通じて購入する商品やサービスの合計金額です。客単価を上げるためには、ユーザーに複数の商品やサービスを同時に購入してもらうことが必要です。
リピート率
ホームページで商品やサービスを購入したユーザーが再度購入する割合をリピート率と言います。リピート率を上げるためには、ユーザーに満足度の高い商品やサービスを提供する必要があります。また、ユーザーにホームページを忘れさせないように、定期的にキャンペーンやセールを行うことも重要です。
サイトの売上をアップさせる方法
1. リスティング広告
リスティング広告とは、ユーザーが検索エンジンで検索したときに表示させる広告です。ホームページを検索結果の上位に表示させることができ、ユーザーからのアクセスを増やすことができます。
リスティング広告には、以下のメリットがあります。
- 検索エンジンで検索したユーザーに直接リーチすることができる
- ユーザーからのアクセスを増やすことができる
- 費用対効果が高い
2. SNS広告
ホームページへの集客でにSNS広告の活用も効果的です。Facebook、Twitter、InstagramなどのSNSに広告を掲載する手法です。
SNS広告には以下のメリットがあります。
- 多くのユーザーにリーチすることができる
- ターゲットユーザーを絞り込むことができる
- 費用対効果が高い
- 効果を測定することができる
ただし、SNS広告はあくまでも集客手段のひとつです。ホームページのコンテンツやデザインが魅力的でなければ、訪れたユーザーがすぐに離脱してしまう可能性があります。SNS広告を活用するだけでなく、ホームページ自体の品質を向上させることも重要です。
3. SEO対策する
サイトの品質に関係するのがSEO対策です。クローラーにサイトの構造や情報を分かりやすく伝える内部対策や、ユーザーのニーズに沿ったコンテンツを提供するコンテンツSEOなどがあります。SEO対策は費用を抑えられるほか、コンテンツが資産として積みあがるのも利点です。
4. 問い合わせ購入フォームの改善
アクセス数はあるのにCV率が悪い場合、問い合わせフォームの改善が効果的です。ユーザーが分かりやすい位置に設置し、使いやすい設計に変更することで資料請求や問い合わせ数の増加が期待できます。
ホームページのリニューアルの成功事例
セブン-イレブン・ジャパンは2019年にホームページをリニューアルしました。
リニューアルの目的は、ユーザーの利便性を向上させ、より多くの人にセブン-イレブンのことを知ってもらうことです。
リニューアルによって以下の点が改善されました。
- デザインを刷新し、より使いやすくなった
- コンテンツを充実させ、より多くの情報を掲載した
- 検索機能を追加し、必要な情報を簡単に見つけられるようにした
- お問い合わせフォームを追加し、ユーザーからの意見や要望を受け付けられるようにした
ホームページのアクセス数は約2倍に増加し、ユーザーの満足度も向上しました。
日々の分析と改善の重要性
ホームページの適切な分析・改善の期間は、企業の状況や目標によって異なります。一般的には、以下の頻度で分析や改善を行うことをお勧めします。
- アクセス解析 : 月に1回
- ユーザー調査 : 年に1回
アクセス解析ではホームページへのアクセスやページビュー数、平均滞在時間などのデータを分析します。
ユーザー調査では、ホームページのユーザーにアンケート調査を実施します。アンケート調査では、ホームページの使いやすさ、デザイン、コンテンツなどについてユーザーの意見を収集します。これらの意見を参考にして、ホームページを改善することができます。
まとめ
ホームページの制作はアプローチできるターゲットの広さやコスト効率の高さ、資産性などがあり、ネット集客の有効な手法です。
売上アップにつながるサイトを制作するには、定期的な分析や改善が不可欠です。無料ツールのGoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールを使えば、費用をかけずに自社ホームページの問題点や改善点が把握できます。
キナバルのホームページ制作、ホームページリニューアルサービスが売上げアップのお手伝いをいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
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