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SNSマーケティングとは?企業がSNSを展開・活用する手法を公開します

はじめに

SNSを利用したマーケティングに興味のある方はいませんか?

現在、LINEやInstagram、Twitterやfacebookなど、さまざまなSNSが積極的に利用されており、どれを利用すればいいのか迷ってしまいますよね。

そこで今回は、それぞれのSNSがもつ特徴や、実際にSNSマーケティングを行う場合の具体的な方法について、基礎から分かりやすく紹介します。

この記事を読めば、SNSマーケティングの基本的な知識が身につきますよ!

SNSマーケティングとは?基礎知識とメリットを解説

そもそもSNSマーケティングとは、InstagramやTwitterなどのSNSを用いたマーケティングのことで、SNSを通じた企業からの情報発信・ブランディング・購買力を高めるような活動のことを指します。

近年では多くの企業や事業者がSNSマーケティングを実施していますが、実際にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

代表的な3つのメリットを説明します。

1. 特定のユーザー層にリーチできる

実は各SNSにはユーザー層に特徴があり、どのSNSでマーケティングをするかによって、特定のユーザー層に到達することができます。

例えば、facebookでは10代の利用率が低い一方、20代から50代の利用が多い傾向にあるため、これらの年齢層にリーチする広告を出稿したい場合にはfacebookがおすすめです。

 

2. 費用が安い

SNSマーケティングは費用が比較的安価であることがメリットとして挙げられます。

SNSアカウントの運用自体は基本的に無料であり、広告の出稿も1万円程度から行えるため、TVや新聞媒体で広告を行うよりもはるかに低額です。

 

3. 短期集中で効果を出せる!

SNSマーケティングは短期集中で効果を出すことができるメリットがあります。

SNSには強い拡散力があるため、多くのユーザーに対して爆発的に周知することが可能です。

 

4大SNSとは?概要や特徴を紹介

では、具体的にLINE、Instagram、Twitter、facebookといった4大SNSではどのようなユーザー層が存在し、どういった効果が得られるのでしょうか。

以下ではそれらをまとめて紹介します。

名称

主なユーザー層

向いている商材

LINE

10代~60代

他のSNS未登録でもLINEのみ登録しているユーザー多数

全般的におすすめ

Instagram

10代~40代

特に女性ユーザーが多い

実店舗サービス・飲食系・美容系・アパレル系

Twitter

10代~30代

セミナー集客・アプリダウンロード・新商品などのキャンペーン

facebook

30代~40代

セミナー集客・BtoB商材・求人

 

 

LINE|圧倒的なユーザー数!リピーターを獲得しやすい

メッセージアプリであるLINEは、国内ユーザー数9,000万人と公表されており、日本人の約7割が利用している計算となり、最も利用されているSNSといえます。

そのため、他のSNSを利用していなくてもLINEだけは利用しているというユーザーも多く、若年層から高齢層まで幅広くリーチすることが可能です。

メッセージアプリという性質上、企業と顧客との間でのコミュニケーションをとることが容易であり、リピーターの獲得に貢献しやすいという特徴があります。

 

Instagram|ビジュアルで勝負!食品やアパレルにおすすめ

ユーザー間で写真や動画を無料で共有することができ、視覚的に楽しむことができるInstagramは、特に飲食系やアパレル系に強いSNSといえます。

興味のある商品やサービスをInstagramで閲覧したユーザーの82%が購買アクションを起こしたとのデータもあり、「おしゃれ・かわいい」商品に敏感なユーザーが多いことが伺えます。

参照:Instagramショッピング機能 – MakeShop

 

Twitter|拡散力No.1!リアルタイム性が高い

文章だけでなく画像や動画の投稿のための利用もされているTwitterは、気軽さやリアルタイム性の高さに特徴があるSNSです。

また、Instagramにはない「リツイート機能」の影響で、他のSNSと比較して特に拡散力が高いといった特徴があります。

新商品や新店舗の発表、セミナーやイベントなどの情報を発信し拡散させるといったマーケティングにおいては大きな強みとなりえます。

近年では、例えば仕事用と趣味用のアカウントなど、複数のアカウントを同時運用するユーザーも増えており、特定の興味関心をもつユーザー層にリーチすることも可能です。

 

Facebook|高い信頼性!Messengerで個別コミュニケーションも

世界中で最も利用されているSNSアプリであるFacebookは、基本的に実名での登録が想定されているSNSであり、他SNSと比較して信頼性が高いといえます。

国内のユーザー層では30代・40代のユーザーが多く、家族や友人、ビジネス上の取引相手などのリアルな人間関係をもとにフォローが発生しやすいSNSです。

ビジネスに活用するユーザーも多く、BtoBの製品およびサービスのマーケティングに利用されていることが多いという特徴があります。

また、Facebookアカウントを保有していなくても簡単な登録により利用できるMessengerを使用すれば、企業と顧客とのコミュニケーションを個別に行うことも可能です。

 

SNSマーケティングの具体的な方法

各SNSの特徴をご理解いただけたでしょうか。

次に、基本的な5つのSNSマーケティング手法について解説していきます。

 

SNSアカウントの運用

SNSアカウントの運用とは、企業が自社のアカウントを作成し、フォロワー等に対して自社の製品やサービスについての情報を提供することです。

新規開店・新製品などのイベントのほか、定期的な情報提供によって、集客・接客・再訪を促すことができます。

効果的にSNSアカウントを運用するためには専門知識が必要となるため、アカウント運用自体をSNSマーケティングの専門業者に委託するケースも増加しています。

 

SNS広告の出稿

SNS広告の出稿は、SNSアカウントの運用とは異なり、SNS各社に広告料を支払うことにより、企業アカウントに投稿した内容をフォロワー等以外に対してもリーチさせることです。

さきほど紹介したように、各SNSにはユーザー層に偏りがあるため、自社の宣伝したい内容に合わせた媒体を選択する必要があります。

また、広告を出稿する時間帯や期間、頻度なども適切に運用しなければ、効果的な宣伝ができません。

 

インフルエンサーマーケティング

インフルエンサーとは、多くの人が関心や興味を寄せてフォローしているSNS上のアカウントまたは人物であり、フォロワーに対して強い影響力を有します。

インフルエンサーマーケティングは、こうしたインフルエンサーに商品やサービスを紹介してもらうことにより、フォロワーに対する周知を行うものです。

 

SNSキャンペーンの実施

SNSキャンペーンとは、SNSを通じて応募者にプレゼントや各種特典を付与するキャンペーンを実施し、「いいね」や「リツイート」を促すことです。

キャンペーンによりSNSのユーザー間で情報が拡散され認知が広がるため、自社の製品やサービスの販売促進・ブランドの維持強化などを行えます。

 

SNSを用いたユーザーニーズ調査(ソーシャルリスニング)

ソーシャルリスニングとは、SNS上でのユーザーの自然な会話を収集・分析することによって、ニーズの調査あるいはリスクの分析を調査会社に依頼することをいいます。

従来はアンケート調査などによって行われていたものですが、SNSの活用により、リアルタイムかつ正直なユーザーの声を収集でき、新商品の開発などに役立てることができます。

 

SNSマーケティングの運用ポイント

SNSマーケティングで成果を出すための運用のポイントを5つ紹介します。

 

自社に適した媒体や手法を選ぶ

目的を達成するために最適なSNSを選ぶことは、SNSマーケティングの成否を分かつ重要なポイントです。ターゲットとなるユーザーが多いSNSを選択するのが基本的な戦略です。

 

たとえば30代のビジネスパーソンがターゲットなら実名登録が必須でフォーマルなFacebook、ユーザーとのコミュニケーションを重視したいならTwitterというように媒体の特性を考慮します。

マーケティング手法の選定も同様で、中長期的にファンの形成につなげたい場合はアカウント運用、企業や商品の認知の獲得が目的の場合はSN広告やインフルエンサーマーケティングが適しています。

 

専任の運用チームを設ける

SNSマーケティングの推進には専門的なノウハウや継続的なPDCAサイクルの実施が伴い、想像以上の時間や手間がかかります。ゆえに担当者一人では手が回らないため、チームの構築が必要です。

炎上を避けながらユーザーのニーズに即した魅力的なコンテンツを投下し続ける高度な運用術が求められます。知識や経験がない担当者に任せたり、複数の業務と兼任させたりするのは危険です。少しでも不安があるなら、外部の専門家にサポートを依頼してはいかがでしょうか。

 

UGCを作る意識を持つ

SNSマーケティングでは、UGC〈ユーザー生成コンテンツ〉の促進を意識した運用が効果的です。インフルエンサーに対する返信や、利用した商品・サービスの口コミや評判の書き込みなどが考えられます。

企業主体の宣伝では押し付け感が強くなってしまいますが、利用者目線での評価なら警戒せずに安心して受け入れられると感じる人は少なくありません。

UGCを生み出すには商材に関する一般ユーザーの投稿を公式アカウントで発信する、期間限定のキャンペーンを実施するなどが有効です。

 

中長期的な視点を持つ

SNS運用は一朝一夕で効果が出る施策ではなく、分析や改善を前提とした中長期的な取り組みが必要です。

ユーザー視点で、面白い・魅力的だと感じる発信を続けるほか、いいねをはじめリアクション数を計測し、目標値に届かない指標を中心に継続的な改善に努めましょう。

信頼関係の構築が目的なら、ファンの育成のために、丁寧なコミュニケーションが求められます。信頼を積み上げるには長期的なやり取りを通して、安心感を醸成する必要があるでしょう。

 

企業と個人ではなく個人対個人のコミュニケーションを意識する

フォロワー数や発信内容に差はあれど、SNSでは企業アカウントも個人のアカウントも、等しく表示されます。コミュニケーションの取り方次第では、消費者が親近感を抱き、愛着や信頼感を感じるきっかけになるかもしれません。一方的な情報発信に陥らずに、人同士のやり取りを意識することで良好な信頼関係の構築につながるでしょう。

 

SNSマーケティングの注意点

SNSマーケティングはバズるメリットの大きさが期待できる反面、炎上の危険があるため、運用には注意が必要です。ユーザーの情報を取得して、データ収集やコンテンツの制作に役立てる場合、徹底的な情報管理が求められます。

 

炎上には細心の注意を払う

SNSはユーザーとの距離の近さや拡散性の高さから、炎上が起こりやすいプラットフォームです。公式アカウントでモラルに欠ける発言や、マナーの悪い態度を取ると、大きな反感を買ってしまいます。

SNSは良い情報だけでなく悪評も瞬く間に広がるため、まさに諸刃の剣。炎上による被害は深刻で、ブランドや商品のイメージを損ねるばかりか、既存のロイヤル顧客からの信頼も失ってしまいかねません。

SNSは開かれた環境なので、たとえ特定のユーザーとの一対一のやり取りでも、第三者に見られる危険があることは否定できません。相手の顔が見えない分、行き過ぎた発言が生まれやすいため、担当者にはリテラシーが高い人物を置くことが必須です。

 

個人情報の取り扱いには注意が必要

SNSで収集した口コミや評判を、SNS広告のクリエイティブや、企業アカウントの投稿に引用する場合は、必ず投稿者の許諾を得るようにしましょう。ユーザーが自身の投稿の拡散を望んでいない場合、個人情報の無断使用にほかならず、社会的な評判の失墜にもつながりかねません。

 

まとめ

今回は、4大SNSの特徴や、SNSマーケティングの基本的方法について紹介しました。

現在は若年層から高齢層まで多くの人がSNSを利用しており、SNSを無視したマーケティングは不可能であるといっても過言ではありません。

もっとも、SNSには「炎上」のリスクも含まれており、実際に行うにあたっては専門的な知識と経験が不可欠です。

キナバルでは、Instagram運用LINE運用YouTube運用Twitter運用の4大SNSの運用代行を行っています。ビジネスに合わせたSNSマーケティングの手法をご提案いたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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