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図書館が好き

 

最近、よく図書館に行きます。

学生の頃から図書館が好きで、地元や大学の図書館には頻繁に通っていたのですが、引っ越してからは一番近いところでも少し距離があったので、月に数回利用するくらいになっていました。それが、子ども達が絵本をたくさん読みたがるようになり、家族全員の分のカードを作ったのをきっかけに、週に一度以上は通うようになりました。 

私も図書館に行く楽しさを思い出し、ワクワクしながら通っています。遊園地や動物園とは違って静かで落ち着いた場所なのに、なんでこんなにワクワクするのか、図書館の魅力について考えてみました。

 

・好奇心を満たす 

図書館は、「知りたい!」という欲求に応えてくれます。一つの分野にも切り口の異なる様々な表現方法があったり、目からウロコの考え方があったり。心に残るものもあれば、自分には合わないものもあるかもしれません。でも、コストも収納場所も気にすることなく、気になったらひとまず借りることができるので、私達の好奇心を満たしてくれるありがたい場所です。

 

・いつもそこにある

新書や話題のベストセラーが次々と移り変わって陳列される本屋さんも楽しいのですが、図書館にはまた違った心地よさがあります。多くの図書館は長い年月、姿を変えずにそこにあります。大規模なリニューアルや建て替えがあったとしても数十年に一度くらい。そして時代を超えた名作や良書が「いつでもどうぞ」と待ってくれているような安心感があります。

 

・すぐに読みたくなる

読みたくて買った本なのに、「時間のある時に読もう」と思ってそのままになってしまっていることってありませんか。いわゆる「積読」になってしまうこと。

図書館で借りた本は返却期限があるので、その期間内に読了しようと思うとすぐに読みたくなります。私の場合は、買った本よりも借りた本の方が早く読み終わることが多い気がしています。

 

・対話しているよう

図書館は基本的に無言の場所。でも不思議と、たくさんの人と対話しているような感覚があります。それは、図書館が「文字」という形になった言葉が集まった場所だからでしょうか。それとも、一冊の本にもたくさんの人たちの手に渡ってきたストーリーがあるからでしょうか。投げかけられて、受け止める。バトンを渡されて、私も次の人に渡す。どちらの意味だとしても、なんだか心温まる時間が流れている気がするのです。

 

図書館に向かう時には「いい本に出会えるかな」というワクワク。本を選んでいる時には「早く読みたいな」、読み終わった時には「次は何を読もうか」、と何段階にも心踊る瞬間があり、ワクワクの連鎖が続きます。

生活の中に、常に小さなワクワクがあるって、素敵なこと。

「読書をする」だけでなく、「好きなことを知りに行く」場所だと思えば、図書館はより身近で、より楽しい場所になるはずです。