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リスティング広告を始めるための7つの手順を解説!

はじめに

リスティング広告とは、「検索連動型広告」とも呼ばれ、サービスや商品を比較的低予算で効果的に宣伝できる手段です。

しかし、専門用語も多く、Webに詳しくない方は理解しにくいかもしれません。興味があっても「どう始めたらいいか分からない」と困っている初心者の方も多いかと思います。

この記事では、リスティング広告を始めるための手順を7つに分けて、初心者の方にも分かりやすく解説します。また、リスティング広告の予算や費用の仕組み、成功させるためのポイントもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

リスティング広告を始めるための手順

リスティング広告を始めるには、パソコン、クリック先のWebページ、広告費が必要です。
上記の3つがそろったら、さっそく準備を始めましょう。

1. アカウント開設

まずはリスティング広告のアカウントを作ります。 国内では「Yahoo!広告」と「Google広告」の2社がメジャーです。

「Yahoo!広告」のアカウント開設はこちら

「Google広告」のアカウント開設はこちら

両方開設しても問題ありませんが、費用や作業量を考えると、最初はどちらか1つに絞った方がよいでしょう。

 

2. アカウント構成

リスティング広告は、それぞれの階層で適切な設定をすることで、より広告効果が高まります。 階層は以下の4つに分かれています。

 ≪アカウント≫
 ログイン情報や口座などの支払い情報を登録します。

 ≪キャンペーン≫
 それぞれの広告を管理するための単位です。1日あたりの予算やターゲット、配信地域などを設定します。

 ≪広告グループ≫
 キーワードやテーマで分けられた広告のグループです。それぞれのグループごとにターゲットやキーワード、入札単価などを設定できます。

 ≪広告/キーワード≫
 実際に表示される広告のタイトルや本文を作成します。どのような検索ワードの時に広告を表示するかを決める「キーワード」もここで設定します。 これらの設定がターゲットとずれ ていると、期待した成果が得られません。自社の強みやターゲットを踏まえ、じっくりと考えましょう。

 

3. 入稿

できあがったアカウント構成を実際に入稿します。それぞれの管理画面から、手順にそって入力・設定してください。

 

4. 広告審査確認

不適切な表現があったりルールに違反したりしていると、審査に落ちて広告を掲載できません。広告審査の結果は、以下の手順で確認できます。

① 広告管理画面の広告タブを確認します。

② 「審査状況」(Yahoo!広告)または「ステータス」(Google広告)の項目が≪承認済み≫になっていればOKです。

※「Yahoo!広告」では審査に落ちた際、吹き出しをクリックすると理由もチェックできます。修正してもう一度審査を受けましょう。

 

5. 計測設定

Webサイトに成果計測タグを設置して、リスティング広告の効果を計測しましょう。 計測設定をすれば、リスティング広告がクリックされた回数や、実際に目的とするアクションが行われた回数を把握することができます。その結果をもとに、掲載エリアや本文を微調整していきます。

 

6. 広告費入金

計測設定が終わったら、広告費を入金します。支払い方法はそれぞれのホームページをご確認ください。 Yahoo!広告の支払い方法 Google広告の支払い方法

Yahoo!広告の支払い方法

Google広告の支払い方法

 

7. 配信設定

最後にキャンペーン、広告グループ、広告、キーワードをそれぞれ「配信設定ON」にします。 これで、リスティング広告の配信が開始されます!

 

リスティング広告の月額予算と費用の仕組み

一般的なリスティング広告の月額相場は約20万円前後です。クリック単価や上限設定にもよりますが、月額予算には20万円ほどを考えておいてください。

実際にリスティング広告でかかる費用は「クリック課金制」と「入札制オークション」の2つで決まります。それぞれの仕組みについて、簡単に解説するので確認しておきましょう。

クリック課金制

リスティング広告は、広告が表示されてもクリックされなければ費用は発生しません。「クリック課金制」は、広告が実際にユーザーによってクリックされた数に基づいて広告費を支払う仕組みです。。

入札制オークション

リスティング広告がユーザーによってクリックされた際、1クリックあたりいくら支払うかを決めるのが入札制オークションです。 広告主は、広告を表示させたいキーワードのクリック単価をオークションで競います。 オークション制なので、人気のあるキーワードは高くなる傾向があります。。

 

リスティング広告配信のポイント

リスティング広告をより効果的に配信するポイントは「コンバージョン測定」を活用することです。

コンバージョン測定をすると、商品が売れた数や問い合わせに繋がった数など、実際の広告の成果をチェックすることができます。

 

コンバージョン測定を活用すると、以下のようなメリットが期待できます。

・広告の改善点を発見できる

・効果が少ない広告の配信を中止して予算を抑える

・効果の出ている広告のキーワードやエリアを洗いだせる

リスティング広告を運用する際は、必ずコンバージョンタグを設定して成果を計測しましょう。

 

まとめ

リスティング広告は、ターゲットを絞った効果的な運用により、低予算かつ成果が期待できる広告媒体です。しかし専門用語も多く、最初の設定でつまずいて諦めてしまう初心者の方も少なくありません。今回紹介した7つの手順をひとつひとつクリアしていけば、簡単にリスティング広告を始めることが可能です。

費用の仕組みや配信のポイントも踏まえながら、より効果的にリスティング広告を運用していきましょう。