コンテンツマーケティングの事例を紹介！
このページでは、独自のこだわりや工夫が感じられるコンテンツマーケティングの事例を紹介します。
コンテンツマーケティングの成功事例
不動産・住宅系コンテンツマーケティング事例
出典：SUUMOタウン
「SUUMOタウン」はさまざまな街の魅力を語る読み物が充実したコンテンツで、不動産・住宅専門サイトSUUMOに組み込まれています。その土地に暮らすライターやブロガーが執筆を担当し、地元民だからこそ分かる空気感やリアルな日常を等身大に表現。「他の街はどうなんだろう」「この人の別記事が読みたい」など、読者の興味を惹き付ける仕掛けを通じて、回遊率の向上へつなげています。
無印良品のコンテンツマーケティング事例
出典：くらしの良品研究所
「くらしの良品研究所」は、シンプルな衣料品・雑貨で知られる無印良品の運営元「株式会社良品計画」が、2022年まで運営していたメディアです。商品紹介のほか、生産地のローカル情報の発信や消費者からの意見を受け付ける場としても機能し、多様な特集やコンテンツが組み込まれています。良品計画といえば商品開発における徹底的なこだわりが有名です。オウンドメディアでもその姿勢を採用し、統一的で一貫性を保ったブランディングを実現しています。
ECサイトのコンテンツマーケティング事例
出典：北欧、暮らしの道具店
株式会社クラシコムはオウンドメディアと一体化した、新たな形のECサイトを運営している会社です。TOPページのデザインは素朴かつ自然で、通常の読み物コンテンツのような印象を抱かせます。裏側の開発秘話やストーリーを丁寧に描写し、商品の温度感をしっかり伝えることで上手にファン化を促進。日常的に訪問するユーザーの数が多いのは、上質なコンテンツと独自のブランディングが功を奏した証といえます。
BtoB系のコンテンツマーケティング事例
世界的にも名高いCRMプラットフォームの製造・販売を手がけるSalesforceブログでは、新規顧客と既存顧客で、別々のコンテンツを使い分けています。ユーザーごとに欲しい情報を欲しいタイミングで提供でき、ファン化を促進。消費者一人ひとりのニーズを汲み取り、個々のケースごとに最適なアプローチを行うOne to Oneマーケティングを実現しています。
飲料品のコンテンツマーケティング事例
出典：RedBull
エナジードリンクの製造・販売を行うRedBullは自社製品の宣伝をしない独自のアプローチでシェアを獲得。商品名と同一のオウンドメディア「RedBull」ではバイクや自動車、ウィンタースポーツなど若い世代が興味を持つジャンルの発信がメインです。一貫してブランディングを重視し、ペルソナが面白い・役立つと感じる情報の提供を続けてきました。記事コンテンツには動画がふんだんに組み込まれ、五感を駆使してユーザーの心を揺さぶっています。
クラウドサービスのコンテンツマーケティング事例
出典：経営ハッカー
「経営ハッカー」はfreee会計をはじめ、多様なSaaS型クラウドサービスの製造元freee株式会社が運営するオウンドメディアです。経営者や個人事業主を対象に、税務や会計、人事労務、起業、会社設立など幅広いテーマでお役立ち情報を発信しています。ターゲットの関心が高いテーマでコンテンツを作成し、記事の最後で悩みの解決には自社のサービスが有用だとメッセージを添えて、自然な形で流入を獲得。王道のアプローチでコンテンツマーケティングを成功に導いた好例です。
ECサイトのコンテンツマーケティング事例
出典：ソレドコ
楽天が運営するECサイト「楽天市場」のオウンドメディア「ソレドコ」は、抜け出したくても抜け出せない「沼」にはまったユーザーの心理や対象に焦点を当てたユニークさがウリです。グルメやファッション、スポーツ、子育てなどジャンルごとにブログ調の記事を公開し、ECサイトでの購買につなげています。記事には独自のハッシュタグを付け、SNSで拡散される工夫も感じられます。オウンドメディアで発信を開始した理由は、楽天市場の新規会員を増やすためです。老若男女に向けて面白いコンテンツの発信に注力したことで、アクティブではないユーザーへの認知拡大に成功しました。
メーカー系コンテンツマーケティング事例
出典：トヨタイムズ
トヨタ自動車の「トヨタイムズ」はオウンドメディアとテレビCMを連携させた稀有な成功事例です。トヨタイムズで発信される情報は開発へのこだわりや事業の方向性など、普段の販売者と消費者の関係ではうかがい知れない想いが中心です。テレビCM以外にもYouTubeや他サイトと連携してクロスメディア化を推進。テレビを観ない層にも企業や商品の魅力を伝えるために尽力しています。
クラウドサービスのコンテンツマーケティング事例
出典：サイボウズ式
サイボウズ株式会社のオウンドメディア「サイボウズ式」では、月曜日の憂鬱をはじめ、働く人の悩みや本音に寄り添ったコンテンツの発信を続けています。「仕事がしんどい」のようにユーザーとの距離が近い言葉をあえて使用し、個人の多様な働き方や考え方を認める企業だと印象付けています。認知拡大が目的のメディアではないため、基本的に商品やサービスの訴求はありません。
BtoB系のコンテンツマーケティング事例
出典：マーケティングブログ
「マーケティングブログ」は、MAツール「SATORI」を販売・製造するSATORI株式会社のオウンドメディアです。企業のマーケティング担当者が役立つ記事コンテンツを多数投下しているほか、自社サービスの導入事例の紹介にも積極的です。課題や業種、業態、事業規模で検索できるため、ユーザーは自社に近い事例を容易に見つけられます。
