アカウントとは?意味やID・パスワードとの違い、作成時の注意点をわかりやすく解説

Webサービスやアプリを利用していると、「アカウントを作成してください」「アカウントにログインしてください」と表示されることがあります。普段何気なく使っている言葉ですが、アカウントが具体的に何を意味するのか、IDやパスワードとは何が違うのか、正確にはわからないという方もいるのではないでしょうか。
現在では、SNSやネットショッピング、動画配信サービスなど、多くのサービスでアカウントが使われています。仕事でもGoogleやMicrosoftをはじめとしたサービスを利用する機会が増え、アカウントに関する基本的な知識は欠かせないものになっています。
この記事では、アカウントとは何かをわかりやすく説明するとともに、アカウントを作成するメリットやID・パスワード・ログインとの違い、作成時に必要なもの、注意点について解説します。
目次
アカウントとは?
アカウントとは、Webサービスやアプリなどを利用するために登録する「利用者ごとの情報」のことです。
たとえば、ネットショッピングのサービスで氏名やメールアドレスなどを登録すると、自分専用のページを利用できるようになります。サービス側は登録された情報をもとに利用者を判別し、その人専用の機能や情報を利用できるようにしています。
身近な例としては、GoogleアカウントやMicrosoftアカウント、Apple Accountなどがあります。SNS、ネットショッピング、動画配信サービス、オンラインゲームなどでもアカウントが利用されています。
アカウントは、会員登録に近いものと考えるとわかりやすいでしょう。スポーツジムや店舗の会員になれば、会員情報が登録され、会員向けのサービスを利用できます。Webサービスでは、その会員情報の役割をアカウントが果たしています。
ただし、アカウントに登録される情報はサービスによって異なります。メールアドレスだけで作成できるものもあれば、氏名や電話番号、生年月日、住所などの登録が必要な場合もあります。
アカウントを作成すると何ができる?
アカウントを作成すると、サービスごとに用意された個人向けの機能を利用できるようになります。
たとえば、ネットショッピングでは、購入履歴や配送先を保存したり、お気に入りの商品を登録したりできます。毎回同じ情報を入力する手間が減るため、継続的にサービスを利用しやすくなります。
SNSであれば、投稿やコメント、他の利用者のフォローなどが可能です。動画配信サービスでは動画を見られるようになり、視聴履歴も保存できます。
仕事で利用するクラウドサービスでも、アカウントは重要です。ファイルを保存して複数の端末から確認したり、ほかのメンバーとデータを共有することもできます。
アカウントを作成することで利用できる代表的な機能には、次のようなものがあります。
- 登録情報や設定内容を保存する
- 購入履歴や閲覧履歴などを確認する
- お気に入りやブックマークを保存する
- 複数の端末から同じデータを利用する
- 利用者に合わせたサービスや情報を受け取る
ただし、利用できる機能はサービスによって異なります。アカウントを作成する際は、そのサービスでどのような機能が利用できるのか確認しておくとよいでしょう。
アカウント・ID・パスワード・ログインの違い

アカウントと一緒によく使われる言葉に、ID、パスワード、ログインがあります。似た場面で登場するため混同されやすいものの、それぞれ意味が異なります。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| アカウント | サービスを利用するために登録された利用者情報 |
| ID | 利用者を識別するための情報 |
| パスワード | 本人であることを確認するための秘密の情報 |
| ログイン | IDやパスワードなどを使ってサービスにアクセスすること |
【アカウント】
アカウントは、サービス上に登録された利用者ごとの情報全体を指します。
氏名やメールアドレスだけでなく、プロフィール、各種設定、利用履歴などがアカウントと結びついている場合があります。
「アカウントを作る」とは、そのサービスを自分専用に使える状態にすることと考えるとわかりやすいでしょう。
【ID】
IDは、サービス側が「誰が利用しようとしているのか」を識別するための情報です。
ユーザー名やメールアドレス、電話番号などがIDとして使用されることがあります。サービスによっては、登録時に独自の文字列を設定する場合もあります。
アカウントそのものとIDは同じではありません。アカウントが利用者の情報全体を指すのに対し、IDはその人を識別するための目印のようなものです。
【パスワード】
パスワードは、アカウントを利用しようとしている人が本人であることを確認するための情報です。
IDはほかの人に知られる可能性がありますが、パスワードは原則として本人だけが知っている状態にする必要があります。
第三者に知られるとアカウントを不正利用されるおそれがあるため、適切に管理することが重要です。
【ログイン】
ログインとは、作成済みのアカウントを使ってサービスにアクセスすることです。
一般的にはIDとパスワードを入力して本人確認を行いますが、近年はスマートフォンへの通知や認証アプリ、生体認証などを組み合わせる方法も利用されています。
アカウントは「利用者として登録された状態」、ログインは「そのアカウントを使ってサービスに入る操作」と理解すると違いがわかりやすくなります。
アカウントを作成する際に必要なもの

アカウント作成に必要な情報はサービスによって異なりますが、メールアドレスや電話番号を使用するケースが一般的です。
たとえばGoogleアカウントを作成すると、Gmailをはじめ、Google ドライブやGoogle カレンダーなど、Googleが提供するさまざまなサービスを利用できます。
Microsoftの各種サービスを利用する場合はMicrosoftアカウント、iPhoneやiCloudなどAppleのサービスではApple Accountが使われています。
一般的にアカウント作成時に求められる情報としては、次のようなものがあります。
- 氏名やユーザー名
- メールアドレスまたは電話番号
- パスワード
- 生年月日
- 本人確認に必要な認証コード
すべてのサービスでこれらの情報が必要になるわけではありません。利用するサービスや機能によって必要な項目は異なります。
また、登録したメールアドレスや電話番号は、本人確認のほか、パスワードを忘れたときにアカウントを復旧するためにも使われます。そのため、自分が継続して利用できる情報を登録することが大切です。
アカウントを作るときの注意点
アカウントは便利な一方、不正アクセスや情報漏えいを防ぐために適切な管理が必要です。特に仕事で利用するアカウントには重要なデータが保存されている場合があるため、セキュリティを意識して利用しましょう。
1.推測されにくいパスワードを設定する

名前や誕生日、「123456」のような単純な文字列は、第三者に推測される危険性があります。
サービスが定める条件に従い、他人に推測されにくいパスワードを設定することが大切です。また、複数のサービスで同じパスワードを使い回すと、一つのサービスから情報が漏れた際に、ほかのアカウントまで不正アクセスを受ける可能性があります。
サービスごとに異なるパスワードを設定し、覚えるのが難しい場合はパスワード管理ツールを活用するのもおすすめです。
2.多要素認証を設定する
多要素認証とは、パスワードだけに頼らず、異なる種類の確認方法を組み合わせて本人確認を行う仕組みです。
たとえば、パスワードを入力した後、認証アプリやセキュリティキーなどを利用して追加の確認を行います。
仮にパスワードが第三者に知られてしまっても、それだけではログインできない状態を作れるため、不正アクセス対策として有効です。利用しているサービスが対応している場合は、設定しておくと安心です。
3.不審なメールやWebサイトに注意する
実在する企業やサービスを装い、偽のログイン画面へ誘導してIDやパスワードを盗み取るフィッシングにも注意が必要です。
メールやSMSに記載されたリンクを安易に開かず、送信元やWebサイトのURLなどを確認しましょう。
特に「アカウントが停止されます」「すぐに確認してください」など、不安をあおってログインを急がせるメッセージを受け取った場合は注意が必要です。心配な場合は、メール内のリンクではなく、公式アプリやブックマークした公式サイトからアクセスして状況を確認すると安全です。
4.使わなくなったアカウントを放置しない
登録したものの、長期間利用していないアカウントが増えている方もいるでしょう。
使っていないアカウントを放置すると、登録した個人情報が残り続けることがあります。サービスを今後利用する予定がない場合は、退会方法やアカウントの削除方法を確認することも大切です。
仕事で利用しているサービスの場合は、担当者の退職や異動に合わせてアカウントの権限を変更したり、不要なアカウントを削除したりする管理も必要です。
アカウントの意味を理解して安全にサービスを利用しよう
アカウントとは、Webサービスやアプリなどを利用するために登録される利用者ごとの情報です。アカウントを作成することで、データや設定を保存したり、購入履歴を確認したり、複数の端末から同じサービスを利用したりできるようになります。
アカウント、ID、パスワード、ログインは似た場面で使われますが、それぞれ意味が異なります。違いを知っておくと、Webサービスの仕組みも理解しやすくなるでしょう。
ビジネスでもさまざまなオンラインサービスを利用する現在、アカウントを安全に管理することは重要です。推測されにくいパスワードの設定や多要素認証などの対策を取り入れ、便利なサービスを安全に活用していきましょう。
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