助成金を調べるなら おすすめWEBサイト8選
助成金は、政府機関が特定の事業目的を支援するために、企業や個人に提供する資金です。
新しい事業や取り組みを始めるにはコストがかかりますが、助成金を利用することにより大幅な負担減が可能です。
しかし、欠点として制度のわかりにくさや申請の煩雑さ、周知されにくさがあり、「自分の事業に合うものがあるのかわからない」と悩んでいる人は多いでしょう。
そこで、本記事では助成金の検索ツールとして便利なWEBサイトやその使い方について紹介します。
事業に最適な助成金を探すには
事業に最適な助成金を探すには、WEBサイトやツールの利用がおすすめです。
助成金は種類が多いだけでなく、要件を満たして審査に通らなければ受給できません。
せっかく時間と労力をかけて申請しても、審査に通らなければすべてが無駄になってしまいます。
受給の確立を上げるために、サービスを利用して自社に合った助成金を見つけましょう。
助成金は大まかに2種類ある
助成金は政府機関が提供しているものですが、大きく分けると主に厚生労働省が管轄する雇用関係の助成金と経済産業省が管轄する研究開発型の助成金の2種類があります。
雇用関係の助成金は従業員の雇用維持や、労働環境の改善のために行った活動に対して支給されるものです。
雇用関係の助成金は通年公募しているものから、社会情勢に応じて臨時に公募されるものまでさまざまです。
一方、研究開発型の助成金は新技術や新商品の研究開発費を助成することを目的とした制度です。
種類は3,000種類以上と非常に多く、開発費や調査費、コンサルティング費など事業に関するさまざまなものが対象になります。
公募は年1,2回で、主に経済産業省が中心となって都道府県や外郭団体などがおこなっています。
おすすめの助成金検索サイト8選
https://shikin.yayoi-kk.co.jp/study/financing/subsidy-search.html
自社に合った助成金を調べるなら、検索サイトやツールの利用がおすすめです。
ここからは、おすすめの助成金検索サイトを8つ紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
補助金ポータル
補助金ポータルは、補助金や助成金を検索できるだけでなく、申請の相談やコンサルティングも受けられるサービスです。
総登録件数は3万件以上と豊富であり、地域・利用目的・キーワードでの検索ができます。
悩みの内容から専門家を探してサポートを依頼することもできるので、助成金・補助金について何もわからない人におすすめのサービスです。
Zaim
あなたがもらえる可能性がある給付金や手当・控除:わたしの給付金|家計簿アプリ Zaim
Zaimは家計簿アプリで、お金を簡単に管理できると評判のサービスです。
家計簿アプリとしての機能がメインですが、給付金検索機能もあり、住んでいる地域や家計簿の記録から受給できる助成金を探すことができます。
ただし、探せるのは市区町村の助成金であり、国や都道府県の助成金には対応していないので、家計簿と併用したい個人事業主向けのサービスと言えるでしょう。
支援情報ヘッドライン
https://j-net21.smrj.go.jp/snavi/
支援情報ヘッドラインは独立行政法人中小企業基盤整備機構のサイト内の機能で、経営や創業に役立つ情報がまとめて検索できるサービスです。
スマホアプリでも利用でき、いつでも簡単に助成金を含む支援情報を見たい人に向いています。
ただし、他サービスに比べると掲載数は多くないので、助成金を中心に見たい人には向かないかもしれません。
スマート補助金
スマート補助金は日本最大級の補助金・助成金ポータルサイトで、5万件を超える掲載数が魅力です。
エリア・業種・使い道などの条件設定もでき、内容も見やすく整理されているので使い勝手が良いサービスと言えるでしょう。
また、2分で無料の補助金・助成金診断ができ、受給できる金額もわかります。
助成・奨学情報navi
https://jyosei-navi.jfc.or.jp/
助成・奨学情報naviは公益財団法人助成財団センターの提供するサービスで、主に研究開発型の助成金を掲載しています。
事業形態や分野など細かく指定して助成プログラムを検索できるので、研究開発型の助成金を受けたい人は利用してみてはいかがでしょうか。
助成金なう
https://www.navit-j.com/service/joseikin-now/
助成金なうは全国の官公庁、市区町村、財団協会11,187機関の情報を毎日追加・更新しているサイトです。
圧倒的な件数と最新情報が魅力なので、「公募を見逃したくない」という人におすすめです。
また、オンラインセミナーも定期的に発信しているので、こまめにチェックしておきましょう。
厚生労働省のホームページで探す
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/index_00007.html
厚生労働省のホームページにも、雇用関係助成金検索ツールがあります。
取り組み内容や対象者から各助成金が検索できます。
雇用関係の助成金は20~40種類と数が少ないので、目的が明確な人はこのサイトだけで十分かもしれません。
また、全国のハローワーク、労働局にも助成金の担当部署があるので、申請方法や制度概要などわからないことは聞いてみましょう。
経済産業省のホームページで探す
経済産業省のホームページでも助成金の検索は可能です。
特に、中小企業庁が運営するミラサポplusでは補助金や助成金の検索がしやすくなっています。
また、専門的知識や実務経験が一定レベル以上あるとして、国の認定を受けた認定支援機関も掲載されているので、信頼できる専門家に相談したい人におすすめです。
まとめ
各サイト、サービスごとに掲載している助成金が違うので、自社の状況に合わせて選ぶのが良いでしょう。
ある程度目星がついている人は内容が見やすいサイト、悩みがある人はサポートが充実したサイトを利用するのがおすすめです。
本記事を参考に最適な助成金を選んで、事業の発展に役立ててください。
Recommend
おすすめ記事
New Topics
新着記事